SMBボリュームをリホストする
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ボリューム管理
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SMBプロトコルを使用してデータを提供するボリュームをリホストできます。リホスト処理後もクライアントが引き続きデータにアクセスできるようにするには、ポリシーと関連するルールを手動で設定する必要があります。
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リホストはシステム停止を伴う処理です。
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リホスト処理が失敗した場合は、ソースボリュームでボリュームのポリシーおよび関連するルールを再設定しなければならない場合があります。
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ソース SVM とデスティネーション SVM の Active Directory ドメインが異なる場合は、ボリューム上のオブジェクトへのアクセスが失われる可能性があります。
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ONTAP 9.8以降では、NetApp Volume Encryption(NVE)を使用するボリュームのリホストがサポートされます。オンボードキーマネージャを使用している場合は、リホスト処理中に暗号化されたメタデータが変更されます。ユーザデータは変更されません。
ONTAP 9.8以前を使用している場合は、リホスト処理を実行する前にボリュームの暗号化を解除する必要があります。
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ソース SVM にローカルユーザとローカルグループが含まれている場合、ファイルとディレクトリに対して設定された権限( ACL )はボリュームのリホスト処理後に無効になります。
監査 ACL ( SACL )についても同様です。
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次のボリュームポリシー、ポリシールール、および構成はリホスト処理後にソースボリュームから失われるため、リホスト後のボリュームで手動で再設定する必要があります。
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ボリュームと qtree のエクスポートポリシー
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ウィルス対策ポリシー
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ボリューム効率化ポリシー
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Quality of Service ( QoS ;サービス品質)ポリシー
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Snapshot ポリシー
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クォータルール
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ns-switch とネームサービスの設定のエクスポートポリシーとルール
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ユーザ ID とグループ ID
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ボリュームはオンラインである必要があります。
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ボリュームの移動や LUN の移動など、ボリューム管理操作を実行しないでください。
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リホストするボリュームへのデータアクセスを停止する必要があります。
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リホストするボリュームのデータアクセスをサポートするようにターゲット SVM の ns-switch とネームサービスを設定する必要があります。
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ソース SVM とデスティネーション SVM の Active Directory ドメインと DNS ドメインが同じであることが必要です。
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ボリュームのユーザ ID とグループ ID をターゲット SVM で使用可能であるか、またはホストするボリュームで変更する必要があります。
ローカルユーザとローカルグループが設定されていて、それらのユーザまたはグループに対して権限が設定されたボリューム上にファイルとディレクトリがある場合、それらの権限は無効になります。
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ボリュームのリホスト処理が失敗した場合に CIFS 共有の情報が失われないように、 CIFS 共有に関する情報を記録します。
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親ボリュームからボリュームをアンマウントします。
volume unmount
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advanced 権限レベルに切り替えます。
set -privilege advanced
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デスティネーション SVM でボリュームをリホストします。
volume rehost -vserver source_svm -volume vol_name -destination-vserver destination_svm
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デスティネーション SVM の適切なジャンクションパスにボリュームをマウントします。
volume mount
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リホストしたボリューム用の CIFS 共有を作成します。
vserver cifs share create
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ソース SVM とデスティネーション SVM で DNS ドメインが異なる場合は、新しいユーザとグループを作成します。
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新しいデスティネーション SVM の LIF とリホストしたボリュームへのジャンクションパスで、 CIFS クライアントを更新します。
ポリシーおよび関連するルールをリホストしたボリュームに手動で再設定する必要があります。