ボリューム作成時のStorage Efficiencyモードの設定
ONTAP 9.10.1 以降では、新しい AFF ボリュームの作成時に Storage Efficiency モードを設定できます。
新しいAFFボリュームに対するStorage Efficiencyモードは、パラメータを使用して制御できます -storage-efficiency-mode
。効率化モードまたはデフォルトのパフォーマンスモードを使用するようにボリュームを設定できます。この2つのモードでは、ファイル圧縮と温度に応じたストレージ効率のどちらかを選択できます。ファイル圧縮は、新しいAFFボリュームが作成されるときのデフォルトのモードです。温度に基づくストレージ効率化は、温度に基づくストレージ効率化を可能にします。注:このパラメータは -storage-efficiency-mode
、AFF以外のボリュームやデータ保護ボリュームではサポートされません。
このタスクは、ONTAPシステムマネージャまたはONTAP CLIを使用して実行できます。
ONTAP 9 .10.1以降では、温度の影響を受けやすいストレージ効率化機能を使用して、System Managerを使用してストレージ効率を向上させることができます。パフォーマンスベースのStorage Efficiencyはデフォルトで有効になります。
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[ストレージ]>[ボリューム]*をクリックします。
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Storage Efficiencyを有効または無効にするボリュームを選択し、をクリックします 。
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[編集]>[ボリューム]をクリックし、[Storage Efficiency]*までスクロールします。
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Enable Higher Storage Efficiency * を選択します。
新しいボリュームの作成時に温度に基づくStorage Efficiencyモードを設定するには、パラメータをに指定し efficient`ます `-storage-efficiency-mode
。
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効率化モードを有効にして新しいボリュームを作成します。
volume create -vserver <vserver name> -volume <volume name> -aggregate <aggregate name> -size <volume size> -storage-efficiency-mode efficient
volume create -vserver vs1 -volume aff_vol1 -aggregate aff_aggr1 -storage-efficiency-mode efficient -size 10g
パフォーマンスモードは、Storage Efficiencyを使用して新しいAFFを作成するとデフォルトで設定されます。必須ではありませんが、新しいAFFボリュームを作成するときにパラメータに値を -storage-efficiency-mode`指定することもできます `default
。
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パフォーマンスStorage Efficiencyモード「default」を使用して新しいボリュームを作成します。
volume create -vserver <vserver name> -volume <volume name> -aggregate <aggregate name> -size <volume size> -storage-efficiency-mode default
volume create -vserver vs1 -volume aff_vol1 -aggregate aff_aggr1 -storage-efficiency-mode default -size 10g