smo repository update コマンド
このコマンドは、 SnapManager のアップグレード時に、データベースプロファイルおよび関連するクレデンシャルを格納するリポジトリを更新します。SnapManager の新しいバージョンをインストールする場合は、そのバージョンを使用する前に、 repository update コマンドを実行する必要があります。このコマンドは、リポジトリに不完全なコマンドがない場合にのみ使用できます。
構文
smo repository update -repository -dbname repo_service_name -host repo_host -login -username repo_username -port repo_port [-force] [-noprompt] \[-quiet \| -verbose\]
パラメータ
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* - リポジトリ *
repository のあとに続くオプションは、リポジトリに対応するデータベースの詳細を指定します。
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* -dbname repo_service_name *
リポジトリが格納されたデータベースの名前を指定します。グローバル名または SID を使用します。
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* -host repo_host *
リポジトリ・データベースが稼働しているホスト・コンピュータの名前または IP アドレスを指定します。
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* - ログイン *
リポジトリ・ログインの詳細設定を開始します。
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* -username repo_username *
リポジトリが格納されたデータベースにアクセスするために必要なユーザ名を指定します。
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* -port repo_port *
リポジトリが格納されたデータベースへのアクセスに使用する TCP ポート番号を指定します。
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* -force *
リポジトリを強制的に更新しようとします。更新前に、現在のリポジトリのバックアップを作成するように要求されます。 SnapManager
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* -noprompt *
は、リポジトリデータベースを更新する前にプロンプトを表示しません。noprompt オプションを使用するとプロンプトが表示されないため、スクリプトを使用したリポジトリの更新が容易になります。
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* - Quiet *
コンソールにエラーメッセージのみを表示します。デフォルトでは、エラーおよび警告メッセージが表示されます。
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* -verbose *
エラー、警告、および情報メッセージがコンソールに表示されます。
コマンドの例
次に、データベース SALESDB 内のリポジトリを更新する例を示します。
smo repository update -repository -dbname SALESDB -host server1 -login -username admin -port 1521