Cloud Volumes ONTAPでサポートされているクライアント プロトコル
Cloud Volumes ONTAP は、iSCSI、NFS、SMB、NVMe-TCP、および S3 クライアント プロトコルをサポートしています。
iSCSI
iSCSIは、標準のイーサネット ネットワークで実行できるブロック プロトコルです。ほとんどのクライアント オペレーティング システムでは、標準のイーサネット ポート経由で実行されるソフトウェア イニシエーターが提供されます。
NFS
NFSは、UNIXおよびLinuxシステム向けの従来のファイル アクセス プロトコルです。クライアントは、NFSv3、NFSv4、および NFSv4.1 プロトコルを使用してONTAPボリューム内のファイルにアクセスできます。ファイル アクセスは、UNIX形式の権限、NTFS形式の権限、またはその両方の組み合わせを使用して制御できます。
クライアントは、同じファイルにNFSプロトコルとSMBプロトコルの両方を使用してアクセスできます。
SMB
SMBは、Windowsシステム向けの従来のファイル アクセス プロトコルです。クライアントは、SMB 2.0、SMB 2.1、SMB 3.0、およびSMB 3.1.1の各プロトコルを使用してONTAPボリューム内のファイルにアクセスできます。NFSと同様に、複数の形式の権限の組み合わせがサポートされています。
S3
Cloud Volumes ONTAP は、スケールアウト ストレージのオプションとして S3 をサポートしています。 S3 プロトコル サポートにより、ストレージ VM (SVM) 内のバケットに含まれるオブジェクトへの S3 クライアント アクセスを構成できます。
NVMe-TCP
ONTAPバージョン 9.12.1 以降では、クラウド プロバイダーで NVMe-TCP がサポートされます。 NetAppコンソールは、NVMe-TCP の管理機能を提供しません。
ONTAP経由での NVMe の設定の詳細については、 "ONTAPドキュメント: NVMe用のストレージVMを構成する" 。