管理ノードとは
管理ノードは、システムの設定、監視、ロギングなどの管理サービスを提供します。各グリッドにはプライマリ管理ノードが 1 つ必要で、冗長性を確保するために任意の数の非プライマリ管理ノードを設定できます。
Grid Manager または Tenant Manager にサインインすると、管理ノードに接続されます。どの管理ノードにも接続が可能で、各管理ノードに表示される StorageGRID システムのビューもほぼ同じです。ただし、メンテナンス手順はプライマリ管理ノードを使用して実行する必要があります。
管理ノードを使用して、 S3 および Swift クライアントトラフィックの負荷を分散することもできます。
管理ノードは次のサービスをホストします。
-
AMS サービス
-
CMN サービス
-
NMS サービス
-
Prometheus サービス
-
ロードバランササービスとハイアベイラビリティサービス( S3 および Swift クライアントトラフィックをサポート)
管理ノードは、グリッド管理 API とテナント管理 API からの要求を処理する管理アプリケーションプログラムインターフェイス( mgmt-api )もサポートします。を参照してください グリッド管理 API を使用します。
AMS サービスとは
Audit Management System ( AMS )サービスは、システムアクティビティとイベントを追跡します。
CMN サービスとは
Configuration Management Node ( CMN )サービスは、すべてのサービスで必要とされる接続およびプロトコルの機能について、システム全体での設定を管理します。CMN サービスはグリッドタスクの実行および監視にも使用されます。StorageGRID 環境ごとに CMN サービスは 1 つだけです。CMN サービスをホストする管理ノードをプライマリ管理ノードと呼びます。
NMS サービスとは
Network Management System ( NMS )サービスは、 StorageGRID システムのブラウザベースのインターフェイスであるグリッドマネージャに表示される、監視、レポート、および設定のオプションを提供します。
Prometheus サービスとは
Prometheus サービスは、すべてのノードのサービスから時系列の指標を収集します。