10 / 25GbE ポートのネットワークボンディングモード
E5700SG コントローラの 10 / 25GbE ネットワークポートは、グリッドネットワークおよびクライアントネットワーク接続用に、 Fixed または Aggregate のポートボンディングモードをサポートしています。
Fixed ポートボンディングモード
固定モードは、 10 / 25GbE ネットワークポートのデフォルトの設定です。
コールアウト | ボンディングされるポート |
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C |
このネットワークを使用する場合、ポート 1 とポート 3 がクライアントネットワーク用にボンディングされます。 |
G |
ポート 2 とポート 4 がグリッドネットワーク用にボンディングされます。 |
Fixed ポートボンディングモードを使用する場合は、 Active-Backup または Link Aggregation Control Protocol ( LACP )のいずれかのネットワークボンディングモードを使用できます。
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Active-Backup モード(デフォルト)では、一度に 1 つのポートのみがアクティブになります。アクティブポートで障害が発生すると、バックアップポートが自動的にフェイルオーバーして接続が継続されます。ポート 4 がポート 2 のバックアップパスとなり(グリッドネットワーク)、ポート 3 がポート 1 のバックアップパスとなります(クライアントネットワーク)。
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LACP モードでは、各ポートペアでコントローラとネットワークの間の論理チャネルが形成され、スループットが向上します。一方のポートで障害が発生しても、もう一方のポートは引き続きチャネルを提供します。スループットは低下しますが、接続に影響はありません。
冗長な接続が不要な場合は、各ネットワークで使用できるポートは 1 つだけです。ただし、 StorageGRID をインストールしたあとにグリッドマネージャでアラームが生成され、ケーブルが取り外されていることが通知されます。このアラームは確認後に解除してかまいません。 |
Aggregate ポートボンディングモード
アグリゲートポートボンディングモードを使用すると、各 StorageGRID ネットワークのスループットが大幅に向上し、追加のフェイルオーバーパスも確保されます。
コールアウト | ボンディングされるポート |
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1. |
接続されたすべてのポートを 1 つの LACP ボンドにグループ化して、すべてのポートをグリッドネットワークとクライアントネットワークのトラフィックに使用できるようにします。 |
Aggregate ポートボンディングモードを使用する場合は、次の点に注意してください。
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LACP ネットワークボンディングモードを使用する必要があります。
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各ネットワークに一意の VLAN タグを指定する必要があります。この VLAN タグが各ネットワークパケットに追加され、ネットワークトラフィックが正しいネットワークにルーティングされます。
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VLAN と LACP をサポートするスイッチにポートを接続する必要があります。複数のスイッチを LACP ボンドに加える場合は、対象のスイッチが Multi-Chassis Link Aggregation ( MLAG )グループまたは同等の機能をサポートしていることが必要です。
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VLAN 、 LACP 、 MLAG などを使用するようにスイッチを設定する方法について理解しておく必要があります。
4 つの 10 / 25GbE ポートをすべて使用する必要がない場合、使用するポートの数は 1~3 のいくつでもかまいません。複数のポートを使用すると、 10 / 25GbE ポートの 1 つに障害が発生した場合でも、ネットワーク接続を確保できる可能性が高くなります。
4つのポート全部を使用しない場合は、アプライアンスノードをインストールしたあとに、ケーブルが取り外されていることを示す*サービスアプライアンスリンク停止*アラートがGrid Managerでトリガーされることがあります。トリガーされたアラートに対してこのアラートルールを安全に無効にすることができます。Grid Manager で * alerts * > * Rules * を選択し、ルールを選択して * Edit rule * をクリックします。次に、 [enabled] チェックボックスをオフにします。 |