プラットフォームサービスのエンドポイントの URN を指定してください
プラットフォームサービスエンドポイントを作成するときは、 Unique Resource Name ( URN )を指定する必要があります。プラットフォームサービスの設定 XML を作成する際、 URN を使用してエンドポイントを参照します。各エンドポイントの URN は一意である必要があります。
プラットフォームサービスエンドポイントは、作成時に StorageGRID で検証されます。プラットフォームサービスエンドポイントを作成する前に、エンドポイントで指定されたリソースが存在し、アクセス可能であることを確認してください。
URN 要素
プラットフォームサービスエンドポイントの URN は、 arn : aws または urn : mysite で開始する必要があります。
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サービスが Amazon Web Services ( AWS )でホストされている場合は、「 arn : aws 」を使用します。
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サービスが Google Cloud Platform ( GCP )でホストされている場合は、「 arn : aws 」を使用します。
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サービスがローカルにホストされている場合は 'urn:mysite を使用します
たとえば、 StorageGRID でホストされる CloudMirror エンドポイントの URN を指定する場合、 URN は「 urn : sgws 」で始まります。
URN の次の要素では、次のようにプラットフォームサービスのタイプを指定します。
サービス | を入力します |
---|---|
CloudMirror レプリケーション |
S3 |
通知 |
SnS |
検索統合 |
ES |
たとえば、 StorageGRID でホストされる CloudMirror エンドポイントの URN を指定するには、「 s3 」を追加して「 urn : sgws : s3 」を取得します。
URN の最後の要素は、デスティネーション URI の特定のターゲットリソースを識別します。
サービス | 特定のリソース |
---|---|
CloudMirror レプリケーション |
バケット名 |
通知 |
sns-topic-name を入力します |
検索統合 |
domain-name/index-name/type-name`
|
AWS と GCP でホストされるサービスの URN
AWS と GCP のエンティティの場合、完全な URN は有効な AWS ARN です。例:
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CloudMirror レプリケーション:
arn:aws:s3:::bucket-name
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通知:
arn:aws:sns:region:account-id:topic-name
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検索統合:
arn:aws:es:region:account-id:domain/domain-name/index-name/type-name
AWS 検索統合エンドポイントの場合、「 domain-name 」には、次に示すようにリテラル文字列「 domain/` 」を含める必要があります。
ローカルでホストされるサービスの URN
クラウド サービス ではなくローカルでホストされるサービスを使用する場合は、 URN の 3 番目と最後の必須要素が含まれていて、有効かつ一意な URN が作成されるのであれば、どのような方法で URN を指定してもかまいません。となっている要素はオプションで空白にすることも、リソースを識別して一意な URN の作成に役立つ任意の情報を指定することもできます。例:
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CloudMirror レプリケーション:
urn:mysite:s3:optional:optional:bucket-name
StorageGRID でホストされる CloudMirror エンドポイントの場合、「 urn : sgws 」で始まる有効な URN を指定できます。
urn:sgws:s3:optional:optional:bucket-name
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通知:
urn:mysite:sns:optional:optional:sns-topic-name
-
検索統合:
urn:mysite:es:optional:optional:domain-name/index-name/type-name
ローカルでホストされる検索統合エンドポイントの場合、エンドポイントの URN が一意であるかぎり、「 domain-name 」要素には任意の文字列を指定できます。