複製されたコピーを作成するように ILM ルールを構成するときは、作成するコピーの数、それらのコピーを配置する場所、および各場所にコピーを保存する期間を指定します。

次の例では、ILM ルールは、各オブジェクトの複製された 2 つのコピーを、3 つのストレージ ノードを含むストレージ プールに配置するように指定しています。

StorageGRID はオブジェクトをこのルールに一致させると、オブジェクトのコピーを 2 つ作成し、各コピーをストレージ プール内の異なるストレージ ノードに配置します。 2 つのコピーは、利用可能な 3 つのストレージ ノードのうちの任意の 2 つに配置できます。この場合、ルールによってオブジェクトのコピーがストレージ ノード 2 と 3 に配置されました。コピーが 2 つあるため、ストレージ プール内のいずれかのノードに障害が発生した場合でも、オブジェクトを取得できます。