プレイグラウンドデータベースとは
プレイグラウンドデータベースは MySQL データベースで、 Workflow Automation ( WFA )サーバのインストールに含まれています。プレイグラウンドデータベースにテーブルを追加して情報を含めることができます。この情報は、フィルタやユーザ入力用の SQL クエリで使用できます。
プレイグラウンドデータベースは、 WFA Web ポータルからアクセスできないスキーマです。データベースにアクセスするには、 SQLyog 、 Toad for MySQL 、 MySQL Workbench 、またはコマンドラインインターフェイス( CLI )などの MySQL クライアントを使用します。
プレイグラウンドデータベースにアクセスするには、次の資格情報を使用する必要があります。
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ユーザ名: wfa
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パスワード: Wfa123
クレデンシャルに基づいて、プレイグラウンドデータベースに完全にアクセスできるほか、 WFA の MySQL データベースに定義されている他のスキーマへの読み取り専用アクセスが可能になります。プレイグラウンドデータベースに必要なテーブルを作成できます。
環境内のストレージオブジェクトに使用するタグやメタデータをプレイグランドデータベース内のテーブルに追加できます。作成したタグやメタデータは、 WFA のフィルタやユーザ入力クエリによって、 WFA の他のキャッシュテーブル内の情報と一緒に使用できます。
たとえば、次のようなユースケースでプレイグラウンドデータベースを使用できます。
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ビジネスユニット( BU )名でアグリゲートにタグを付け、タグに基づいてボリュームをバスに割り当ててください
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vFiler ユニットに BU 名をタグ付けしています
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ストレージオブジェクトに地理または場所の詳細を追加しています
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データベースへのデータベース管理者アクセスの定義
たとえば、アグリゲートや vFiler ユニットなどのストレージオブジェクトのタグとして BU の名前を使用している場合、 BU の名前を含むプレイグラウンドデータベースにテーブルを作成できます。BU 名は、ワークフローのフィルタおよびユーザ入力クエリで使用できます。
次に、プレイグラウンドデータベーステーブル(遊び場 .volume_bu) の例を示します。
| array_ip | volume_name を使用してください | バックアップ |
|---|---|---|
10.225.126.23 |
DATA _ 11 |
マーケティング |
10.225.126.28 |
ARC_11 |
時間 |
次に、 BU 別にボリュームをフィルタリングできる SQL クエリの例を示します。
SELECT
vol.name,
array.ip AS 'array.ip'
FROM
storage.volume AS vol,
storage.array AS array,
playground.volume_bu AS vol_bu
WHERE
vol.array_id = array.id
AND array.ip = vol_bu.array_ip
AND vol.name = vol_bu.volume_name
AND vol_bu.bu = '{$bu}'
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