保護関係のフェイルオーバーとフェイルバックの実行
ハードウェア障害や災害によって保護関係のソースボリュームが無効になった場合は、Unified Managerの保護関係機能を使用して保護関係のデスティネーションを読み取り/書き込み可能にし、そのボリュームにフェイルオーバーしてソースがオンラインに戻るまでそのボリュームにフェイルオーバーできます。その後、ソースがデータを提供できるようになったら、元のソースにフェイルバックできます。
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必要なもの *
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アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。
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この処理を実行するには、OnCommand Workflow Automationのセットアップが完了している必要があります。
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デスティネーションをデータ保護ボリュームから読み取り/書き込みボリュームに変換する前、および関係を反転する前に、関係を解除する必要があります。
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"保護関係を反転する"です。
元のソースボリュームが再び使用可能になったら、ソースボリュームをリストアして元の保護関係を再確立することもできます。ソースをリストアする前に、以前のデスティネーションに書き込まれたデータとソースを同期させる必要があります。逆再同期処理を使用して新しい保護関係を作成するには、元の関係のロールを反転し、ソースボリュームを以前のデスティネーションと同期します。新しい関係に対して新しいベースラインSnapshotコピーが作成されます。
反転関係は、カスケード関係に似ています。
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元のソースボリュームが再同期されてデータを提供できるようになったら、解除処理を使用して反転した関係を解除します。
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"関係を削除します"です。
反転した関係が不要になった場合は、元の関係を再確立する前にその関係を削除する必要があります。
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"関係を再同期します"です。
再同期処理を使用して、ソースからデスティネーションにデータを同期し、元の関係を再確立します。