APIを使用してイベントとアラートを管理する
その events
、 alerts
、 そして `scripts`APIは `management-server`カテゴリを使用すると、Active IQ Unified Manager環境内のイベント、アラート、およびアラートに関連付けられたスクリプトを管理できます。
イベントの表示と変更
Unified Managerは、監視 / 管理対象のクラスタに対してONTAPで生成されたイベントを受信します。これらのAPIを使用して、クラスタに対して生成されたイベントを確認し、解決および更新することができます。
実行することで `GET`方法 `/management-server/events`API を使用すると、履歴データを含むデータセンター内のイベントをクエリできます。名前、影響レベル、影響領域、重大度、状態、リソース名、リソース タイプなどの組み込みフィルタを使用して、特定のイベントを表示できます。リソース タイプと領域のパラメータを指定するとイベントが発生したストレージ オブジェクトに関する情報が返され、影響領域を指定すると可用性、容量、構成、セキュリティ、保護、パフォーマンスなど、イベントが発生した問題に関する情報が返されます。
このAPIのPATCH処理を実行すると、イベントの解決ワークフローを有効にすることができます。イベントを自分または別のユーザに割り当てたり、イベントの受信確認を行ったりできます。リソースに対して手順を実行してイベントの原因となった問題を解決したら、このAPIを使用してイベントを解決済みとしてマークできます。
イベントの詳細については、"イベントを管理する" 。
カテゴリ | HTTP動詞 | パス | 説明 |
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management-server |
GET |
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Get ALLメソッドを実行すると、データセンター内のすべてのイベントの詳細が返されます。特定のキーを使用してイベントの詳細を取得すると、特定のイベントの詳細を表示し、リソースに対して後続の一連の処理を実行できます。応答にはそのイベントの詳細のみが含まれます。 |
management-server |
PATCH |
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このAPIを使用して、イベントを割り当てたり、状態を確認済みや解決済みに変更したりできます。このメソッドを使用して、自分または別のユーザにイベントを割り当てることもできます。これは同期処理です。 |
アラートを管理する
イベントは自動かつ継続的に生成されます。Unified Managerは、イベントが特定のフィルタ条件を満たしている場合にのみアラートを生成します。アラートを生成するイベントは選択することができます。を使用することで `/management-server/alerts`API を使用すると、特定のイベントまたは特定の重大度タイプのイベントが発生したときに通知を自動的に送信するようにアラートを構成できます。
アラートの詳細については、以下を参照してください。"アラートを管理する" 。
カテゴリ | HTTP動詞 | パス | 説明 |
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management-server |
GET |
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環境内の既存のアラートをすべて照会するか、アラート キーを使用して特定のアラートを照会します。環境内で生成されたアラートについて、その説明、対処法、通知の送信先EメールID、イベント、重大度などの情報を確認できます。 |
management-server |
POST |
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このメソッドを使用して、特定のイベントに対するアラートを追加できます。アラートの名前、物理または論理リソース、アラートの対象となるイベント、アラートを有効にするかどうか、およびSNMPトラップを発行するかどうかを指定する必要があります。そのほかにも、対処法、通知先のEメールID、スクリプトの詳細(アラート スクリプトを追加する場合)などを追加できます。 |
management-server |
パッチと削除 |
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これらのメソッドを使用して、特定のアラートを変更および削除できます。説明、名前、アラートの有効化と無効化など、さまざまな属性を変更できます。不要になったアラートを削除できます。 |
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アラートの追加でリソースを選択する際、リソースとしてクラスタを選択してもそのクラスタ内のストレージ オブジェクトは自動的には選択されません。たとえば、すべてのクラスタのすべての重大イベントを対象とするアラートを作成した場合、受信するのはクラスタの重大イベントに対するアラートのみです。ノードやアグリゲートなどの重大イベントに対するアラートは受信しません。 |
スクリプトを管理する
を使用することで `/management-server/scripts`API では、アラートがトリガーされたときに実行されるスクリプトにアラートを関連付けることもできます。スクリプトを使用して、Unified Manager 内の複数のストレージ オブジェクトを自動的に変更または更新できます。スクリプトはアラートに関連付けられます。イベントでアラートがトリガーされるとスクリプトが実行されます。カスタム スクリプトをアップロードし、アラートが生成されたときの動作をテストできます。Unified Managerでイベントに対するアラートが発生したときにスクリプトが実行されるように、アラートにスクリプトを関連付けることができます。
スクリプトの詳細については、"スクリプトを管理する" 。
カテゴリ | HTTP動詞 | パス | 説明 |
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management-server |
GET |
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このAPIを使用して、環境内の既存のスクリプトをすべて照会できます。特定のスクリプトのみを表示するには、標準のフィルタを使用して処理順に並べ替えてください。 |
management-server |
POST |
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このAPIを使用して、スクリプトの説明を追加したり、アラートに関連付けられたスクリプト ファイルをアップロードしたりできます。 |