ボリューム/ヘルスの詳細ページからSnapMirror保護関係を作成します。
データ レプリケーションを有効にしてデータを保護するために、[ボリューム / 健全性の詳細]ページを使用してSnapMirror関係を作成することができます。SnapMirrorレプリケーションを使用すると、ソースでデータ損失が発生した場合にデスティネーション ボリュームからデータをリストアできます。
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アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。
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Workflow Automationのセットアップが完了している必要があります。
次の場合には、「保護」メニューは表示されません。
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この処理がRBACの設定で許可されていない場合:オペレータの権限しかない場合など
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ボリュームIDが不明な場合:クラスタ間関係が確立されているがデスティネーション クラスタが検出されていない場合など
保護ジョブは、10件までであれば、パフォーマンスに影響を及ぼすことなく同時に実行できます。11~30件のジョブを同時に実行すると、パフォーマンスが低下することがあります。30件を超えるジョブを同時に実行することは推奨されません。
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*ボリューム/健全性*詳細ページの*保護タブ*で、トポロジ ビューで保護するボリュームの名前を右クリックします。
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メニューから*保護* > * SnapMirror*を選択します。
[保護設定]ダイアログ ボックスが表示されます。
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* SnapMirror* をクリックして * SnapMirror* タブを表示し、宛先情報を設定します。
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必要に応じて、[詳細] をクリックしてスペース保証を設定し、[適用] をクリックします。
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保護の構成 ダイアログボックスの 宛先情報 領域と 関係設定 領域を入力します。
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*適用*をクリックします。
[ボリューム / 健全性の詳細]ページに戻ります。
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*ボリューム/ヘルス*詳細ページの上部にある保護構成ジョブ リンクをクリックします。
ジョブのタスクと詳細が[ジョブの詳細]ページに表示されます。
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*ジョブ*の詳細ページで、*更新*をクリックして、保護構成ジョブに関連付けられているタスク リストとタスクの詳細を更新し、ジョブが完了するタイミングを確認します。
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ジョブ タスクが完了したら、ブラウザの [戻る] をクリックして [ボリューム/ヘルス] の詳細ページに戻ります。
新しい関係が[ボリューム / 健全性の詳細]ページのトポロジ ビューに表示されます。
設定で指定したデスティネーションSVMと詳細設定で有効にしたオプションに応じて、次のいずれかのSnapMirror関係が作成されます。
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ソース ボリュームと同じかそれよりも新しいバージョンのONTAPで実行されているデスティネーションSVMを指定した場合、デフォルトではブロック レプリケーション ベースのSnapMirror関係が作成されます。
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ソース ボリュームと同じかそれよりも新しいバージョンのONTAPで実行されているデスティネーションSVMを指定し、詳細設定でバージョンに依存しないレプリケーションを有効にした場合、バージョンに依存しないレプリケーションに対応したSnapMirror関係が作成されます。
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ONTAPの以前のバージョン、またはソース ボリュームよりも新しいバージョンで実行されているデスティネーションSVMを指定した場合、以前のバージョンでバージョンに依存しないレプリケーションがサポートされていれば、バージョンに依存しないレプリケーションに対応したSnapMirror関係が自動で作成されます。