Unified Managerで検出される構成の変更
Unified Manager は、クラスタの構成変更を監視して、変更がパフォーマンス イベントの原因となったか、または一因となったかどうかを判断できるようにします。パフォーマンスエクスプローラーのページには、変更イベントアイコン( ) が表示され、変更が検出された日時が示されます。
[パフォーマンス エクスプローラ]ページと[ワークロード分析]ページのパフォーマンス グラフで、変更イベントが選択したクラスタ オブジェクトのパフォーマンスに影響していないかどうかを確認できます。パフォーマンス イベントと同時かその前後に変更が検出されていれば、その変更が原因でイベントのアラートがトリガーされた可能性があります。
Unified Manager は、情報イベントとして分類される次の変更イベントを検出できます。
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ボリュームがアグリゲート間で移動されたとき。
Unified Manager は、移動が進行中か、完了したか、失敗したかを検出できます。ボリュームの移動中に Unified Manager がダウンした場合、Unified Manager が復旧するとボリュームの移動が検出され、その変更イベントが表示されます。
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1つ以上の監視対象ワークロードを含むQoSポリシー グループのスループット(MBpsまたはIOPS)の制限が変更されたとき。
ポリシー グループ制限を変更するとレイテンシ(応答時間)が一時的に長くなることがあり、ポリシー グループのイベントがトリガーされる可能性もあります。レイテンシは徐々に正常に戻り、発生したイベントは廃止状態になります。
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HA ペア内のノードは、パートナー ノードのストレージを引き継ぐか、または返します。
Unified Manager は、テイクオーバー、部分テイクオーバー、またはギブバック操作が完了したことを検出できます。パニック状態のノードによってテイクオーバーが発生した場合、Unified Manager はイベントを検出しません。
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ONTAPのアップグレードやリバートの処理が正常に完了したとき。
以前のバージョンと新しいバージョンが表示されます。