[クラスタ パフォーマンス イベント]ペイン
クラスター パフォーマンス イベント ペインには、クラスターのパフォーマンス統計とすべてのアクティブなイベントが表示されます。これは、クラスタやクラスタ関連のすべてのパフォーマンスとイベントを監視する場合に特に役立ちます。
このクラスターペインのすべてのイベント
「このクラスターのすべてのイベント」ペインには、過去 72 時間のすべてのアクティブなクラスター パフォーマンス イベントが表示されます。アクティブ イベントの合計数は左端に表示されます。この数値は、このクラスター内のすべてのストレージ オブジェクトのすべての新規イベントと確認済みイベントの合計を表します。 [アクティブ イベントの合計] リンクをクリックすると、これらのイベントを表示するようにフィルターされた [イベント インベントリ] ページに移動できます。
クラスターの「アクティブ イベントの合計」棒グラフには、アクティブな重大イベントと警告イベントの合計数が表示されます。
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レイテンシ(ノード、アグリゲート、SVM、ボリューム、LUN、ネームスペースの合計)
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IOPS(クラスタ、ノード、アグリゲート、SVM、ボリューム、LUN、ネームスペースの合計)
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MBps(クラスタ、ノード、アグリゲート、SVM、ボリューム、LUN、ネームスペース、ポート、LIFの合計)
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使用済みパフォーマンス容量(ノードとアグリゲートの合計)
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利用率(ノード、アグリゲート、ポートの合計)
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その他(ボリュームのキャッシュ ミス率)
リストには、ユーザ定義のしきい値ポリシー、システム定義のしきい値ポリシー、および動的なしきい値からトリガーされたアクティブなパフォーマンス イベントが含まれます。
グラフのデータ(カウンタの縦棒)は、重大イベントについては赤色()、警告イベントについては黄色(
)で表示されます。各カウンタの縦棒にカーソルを合わせると、イベントの実際のタイプと数が表示されます。*更新*をクリックすると、カウンター パネルのデータを更新できます。
凡例の 重大 および 警告 アイコンをクリックすると、合計アクティブ イベントのパフォーマンス グラフで重大イベントと警告イベントを表示または非表示にすることができます。特定のイベント タイプを非表示にした場合、凡例の該当するアイコンがグレーで表示されます。
カウンタ パネル
カウンタ パネルには、過去72時間のクラスタのアクティビティとパフォーマンス イベントが表示されます。次のカウンタがあります。
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IOPSカウンターパネル
IOPSは、クラスタの動作速度(1秒あたりのI/O処理数)を示します。このカウンタ パネルでは、過去72時間のクラスタのIOPSの概要を確認できます。グラフ上のラインにカーソルを合わせると、その時点のIOPSの値が表示されます。
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MB/sカウンターパネル
MBpsは、クラスタとの間で転送されたデータの量(1秒あたりのメガバイト数)を示します。このカウンタ パネルでは、過去72時間のクラスタのMBpsの概要を確認できます。グラフ上のラインにカーソルを合わせると、その時点のMBpsの値が表示されます。
グラフ右上のグレーのバーに表示される数字は、過去72時間の平均値です。トレンド グラフの上下に表示される数字は、過去72時間の最大値と最小値です。グラフ下のグレーのバーには、過去72時間のアクティブなイベント(新規および確認済みのイベント)と廃止イベントの件数が表示されます。
カウンタ パネルには、2種類のイベントが表示されます。
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アクティブ
現在アクティブなパフォーマンス イベント(新規または確認済みのイベント)を示します。自己修復または解決されていないイベントで、ストレージ オブジェクトのパフォーマンス カウンタがパフォーマンスしきい値を超えたままになっているものです。
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廃止
アクティブではなくなったイベントを示します。自己修復または解決されたイベントで、ストレージ オブジェクトのパフォーマンス カウンタがパフォーマンスしきい値を上回らなくなったものです。
アクティブ イベント*の場合、イベントが 1 つあるときは、イベント アイコンの上にカーソルを置き、イベント番号をクリックすると、適切なイベントの詳細ページにリンクします。イベントが複数ある場合は、[*すべてのイベントを表示] をクリックして、選択したオブジェクト カウンター タイプのすべてのイベントを表示するようにフィルターされた [イベント インベントリ] ページを表示できます。