Red Hat OpenShift仮想化でのVMに対するCloud Insightsを使用した監視
このセクションでは、NetApp Cloud InsightsとRed Hat OpenShiftクラスタを統合してOpenShift仮想化VMを監視する方法について詳しく説明します。
NetApp Cloud Insights は、インフラ全体を可視化できるクラウドインフラ監視ツールです。Cloud Insightsを使用すると、パブリッククラウドやプライベートデータセンターを含む、すべてのリソースの監視、トラブルシューティング、最適化を実行できます。NetApp Cloud Insightsの詳細については、を参照して "Cloud Insights のドキュメント"ください。
Cloud Insightsの使用を開始するには、NetApp BlueXPポータルで登録する必要があります。詳細については、"Cloud Insights オンボーディング"
Cloud Insightsには、データの迅速かつ簡単な検索、問題のトラブルシューティング、環境に関する分析情報の提供を可能にする複数の機能があります。強力なクエリを使用してデータを簡単に検索したり、ダッシュボードでデータを視覚化したり、設定したデータのしきい値に関するEメールアラートを送信したりできます。これらの機能を理解するには、を参照して"ビデオチュートリアル"ください。
Cloud Insightsでデータの収集を開始するには、次の情報が必要です。
データコレクタ次の3種類のデータコレクタがあります。*インフラストラクチャ(ストレージデバイス、ネットワークスイッチ、コンピューティングインフラストラクチャ)*オペレーティングシステム(VMware、Windowsなど)*サービス(Kafkaなど)
データコレクタは、ONTAPストレージデバイス(インフラストラクチャデータコレクタ)などのデータソースから情報を検出します。収集された情報は、分析、検証、監視、トラブルシューティングに使用されます。
-
Acquisition Unit **インフラストラクチャData Collectorを使用している場合は、Cloud Insightsにデータを注入するAcquisition Unitも必要です。Acquisition Unitは、データコレクタ(通常は仮想マシン)をホストする専用のコンピュータです。このコンピュータは通常、監視対象項目と同じデータセンター/VPCに配置されます。
-
Telegrafエージェント** Cloud Insightsは、統合データ収集のエージェントとしてTelegrafをサポートしています。Telegraf はプラグインベースのサーバエージェントで、指標、イベント、ログの収集とレポートに使用できます。
Cloud Insightsのアーキテクチャ