専用導入モデルでは、ホストサーバ上でONTAP Selectのインスタンスが1つだけ実行されます。同じハイパーバイザーホスト上では、他の重要な処理は実行されません。

コロケーション導入モデルでは、 ONTAP Selectは他のワークロードとホストを共有します。具体的には、通常はコンピューティングアプリケーションを実行する追加の仮想マシンが存在します。これらのコンピューティングワークロードは、 ONTAP Selectクラスタに対してローカルです。このモデルは、特殊なアプリケーションと導入要件をサポートします。専用導入モデルと同様に、各ONTAP Select仮想マシンは、それぞれ専用のハイパーバイザーホスト上で実行する必要があります。

場合によっては、 ONTAP Selectをプライマリストレージプラットフォームとして導入することを選択することもあります。こうした実装方法は多様であり、アプリケーションのワークロード特性やビジネス目標によって異なります。

ONTAP Selectを使用すると、プライマリストレージの機能を拡張する追加ストレージを実装できます。追加ストレージは、組織のディザスタリカバリやデータバックアップ計画をサポートするために使用できます。