NVMEM バッテリを交換してください - FAS500f
寄稿者
システムの NVMEM バッテリを交換するには、コントローラモジュールをシステムから取り出して開き、バッテリを交換し、コントローラモジュールを閉じて交換する必要があります。
システムのその他のコンポーネントがすべて正常に動作している必要があります。問題がある場合は、必ずテクニカルサポートにお問い合わせください。
手順 1 :障害のあるコントローラをシャットダウンします
障害のあるコントローラをシャットダウンするには、コントローラのステータスを確認し、必要に応じて正常なコントローラが障害のあるコントローラストレージからデータを引き続き提供できるようにコントローラをテイクオーバーする必要があります。
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NetApp Storage Encryptionを使用している場合は、の手順に従ってMSIDをリセットしておく必要があります "SEDを非保護モードに戻します"。
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SANシステムを使用している場合は、イベントメッセージを確認しておく必要があります
cluster kernel-service show
)を参照してください。。cluster kernel-service show
コマンドは、ノード名、そのノードのクォーラムステータス、ノードの可用性ステータス、およびノードの動作ステータスを表示します。各 SCSI ブレードプロセスは、クラスタ内の他のノードとクォーラムを構成している必要があります。交換を進める前に、すべての問題を解決しておく必要があります。
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ノードが 3 つ以上あるクラスタは、クォーラムを構成している必要があります。クラスタがクォーラムを構成していない場合、または正常なコントローラで適格性と正常性についてfalseと表示される場合は、障害のあるコントローラをシャットダウンする前に問題 を修正する必要があります。を参照してください "ノードをクラスタと同期します"。
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AutoSupport が有効になっている場合は、 AutoSupport メッセージを呼び出してケースの自動作成を抑制します。「 system node AutoSupport invoke -node * -type all -message MAINT=number_OF_hours_downh
次のAutoSupport メッセージは、ケースの自動作成を2時間停止します。
cluster1:> system node autosupport invoke -node * -type all -message MAINT=2h
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正常なコントローラのコンソールから自動ギブバックを無効にします。 storage failover modify – node local-auto-giveback false
自動ギブバックを無効にしますか?_と表示されたら’y’を入力します -
障害のあるコントローラに LOADER プロンプトを表示します。
障害のあるコントローラの表示 作業 LOADER プロンプト
コントローラモジュールの取り外しに進みます。
ギブバックを待っています
Ctrl キーを押しながら C キーを押し ' プロンプトが表示されたら y と入力します
システムプロンプトまたはパスワードプロンプト
正常なコントローラから障害のあるコントローラをテイクオーバーまたは停止します。「 storage failover takeover -ofnode impaired_node_name _
障害のあるコントローラに「 Waiting for giveback… 」と表示されたら、 Ctrl+C キーを押し、「 y 」と入力します。
手順 2 :コントローラモジュールを取り外す
コントローラモジュール内部のコンポーネントを交換する場合は、コントローラモジュールをシャーシから取り外す必要があります。
元の場所がわかるように、ケーブルにラベルを付けておいてください。
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接地対策がまだの場合は、自身で適切に実施します。
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コントローラモジュールの電源装置のコードをソースから抜きます。
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電源ケーブル固定クリップを外し、電源装置からケーブルを抜きます。
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コントローラモジュールの両側にあるラッチ機構に人差し指をかけ、親指でレバーを押し、コントローラをシャーシからゆっくりと引き出します。
コントローラモジュールを取り外しにくい場合は、(腕を交差させて)内側から穴に人さし指を入れます。 レバー
ラッチ機構
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コントローラモジュールの両側を両手で持ってシャーシからゆっくりと引き出し、平らで安定した場所に置きます。
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コントローラモジュールの前面にある取り付けネジを反時計回りに回して、コントローラモジュールのカバーを開きます。
取り付けネジ
コントローラモジュールカバー
手順 3 : NVMEM バッテリを交換します
NVMEM バッテリを交換するには、障害が発生したバッテリをコントローラモジュールから取り外し、交換用バッテリをコントローラモジュールに取り付ける必要があります。
次のビデオまたは表に示す手順を使用して、 NVMEM バッテリを交換できます。
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コントローラモジュール上の障害のある NVMEM バッテリの場所を確認し、交換します。
図に示す手順を記載された順序で実行することを推奨します。 バッテリプラグ前面のクリップを押します。
バッテリケーブルをソケットから抜きます。
バッテリをつかんで、「 PUSH 」と書かれた青色の固定ツメを押します。
バッテリを持ち上げてホルダーとコントローラモジュールから取り出します。
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バッテリプラグの場所を確認し、バッテリプラグ前面のクリップを押してプラグをソケットから外します。
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バッテリをつかんで「 PUSH 」と書かれた青色の固定ツメを押し、バッテリを持ち上げてホルダーとコントローラモジュールから取り出し、脇に置きます。
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交換用 NV バッテリを静電気防止用の梱包バッグから取り出し、バッテリホルダーの位置に合わせます。
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交換用 NV バッテリプラグをソケットに挿入します。
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バッテリパックを金属板の側壁に沿って下にスライドさせます。側壁のサポートタブがバッテリパックのスロットに収まると、バッテリパックのラッチがカチッという音を立てて側壁の開口部に固定されます。
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バッテリパックをしっかりと押し下げて、所定の位置に固定します。
手順 4 :コントローラモジュールを取り付ける
コントローラモジュールのコンポーネントを交換したら、コントローラモジュールをシャーシに再度取り付け、メンテナンスモードでブートする必要があります。
次の図または記載された手順を使用して、交換用コントローラモジュールをシャーシに設置できます。
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コントローラモジュールのカバーを閉じ、取り付けネジを締めます。
コントローラモジュールカバー
取り付けネジ
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コントローラモジュールをシャーシに挿入します。
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ラッチのアームがすべて引き出された位置で固定されていることを確認します。
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コントローラモジュールを両手で位置に合わせ、ラッチのアームにゆっくりとスライドさせて停止させます。
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ラッチの内側から穴に人さし指を入れます。
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ラッチ上部のオレンジ色のタブで親指を押し下げ、コントローラモジュールをゆっくりと停止位置に押し込みます。
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ラッチの上部から親指を離し、ラッチが完全に固定されるまで押し続けます。
コントローラモジュールは、シャーシに完全に装着されるとすぐにブートを開始します。ブートプロセスを中断できるように準備しておきます。
コントローラモジュールを完全に挿入し、シャーシの端と同一平面になるようにします。
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システムにアクセスして以降のセクションのタスクを実行できるように、管理ポートとコンソールポートのみをケーブル接続します。
残りのケーブルは、この手順の後半でコントローラモジュールに接続します。
手順 5 :診断を実行します
システムのコンポーネントを交換したら、そのコンポーネントに対して診断テストを実行する必要があります。
診断を開始するには、システムに LOADER プロンプトが表示されている必要があります。
診断手順のコマンドは、すべてコンポーネントを交換するコントローラから実行します。
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保守対象のコントローラが LOADER プロンプトに表示されていない場合は、コントローラをリブートします。「 system node halt -node node_name 」
コマンドを問題したら、システムが LOADER プロンプトで停止するまで待ちます。
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LOADER プロンプトで、システムレベルの診断用に特別に設計されたドライバ「 boot_diags 」にアクセスします
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表示されたメニューから「 * Scan System * (システムのスキャン)」を選択して、診断テストの実行を有効にします。
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表示されたメニューから * Test system * を選択して、診断テストを実行します。
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前述の手順の結果に応じて、次に進みます。
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スキャンで問題が見つかった場合は、問題を修正してからスキャンを再実行します。
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スキャンでエラーが報告されなかった場合は、メニューから Reboot を選択してシステムをリブートします。
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手順 6 :障害が発生したパーツをネットアップに返却する
障害のある部品は、キットに付属する RMA 指示書に従ってネットアップに返却してください。を参照してください "パーツの返品と交換" 詳細については、を参照してください。