SnapMirror ユニファイドレプリケーションの基本
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SnapMirror_unified replication _ は、同じデスティネーションボリュームでディザスタリカバリとアーカイブを設定できます。ユニファイドレプリケーションが適している場合は、必要なセカンダリストレージの量を減らし、ベースライン転送の回数を制限して、ネットワークトラフィックを減らすことができます。
一元化されたデータ保護関係を初期化する方法
SnapMirror と同様に、一元化されたデータ保護機能の初回起動時に、ベースライン転送が実行されます。関係の SnapMirror ポリシーでは、ベースラインおよび更新の内容を定義します。
デフォルトの一元化されたデータ保護ポリシーに基づくベースライン転送 MirrorAndVault
ソースボリュームのSnapshotコピーを作成し、そのコピーおよびコピーが参照するデータブロックをデスティネーションボリュームに転送します。バックアップのアーカイブと同様に、一元化されたデータ保護にはベースラインの古い Snapshot コピーは含まれません。
一元化されたデータ保護関係を更新する方法
をクリックします MirrorAndVault
SnapMirrorポリシーでは、ソースボリュームのSnapshotコピーが作成され、そのSnapshotコピーと前回の更新後に作成されたすべてのSnapshotコピーが転送されます(Snapshotポリシーのルールで定義されたラベルに一致するラベルがある場合)。をクリックします snapmirror policy show
コマンドを使用します MirrorAndVault
ポリシーでは、次の点に注意してください。
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Create Snapshot
は「true」で、これを示しますMirrorAndVault
SnapMirrorによる関係の更新時にSnapshotコピーが作成されます。 -
MirrorAndVault
には、「sm_created」、「daily」、および「weekly」というルールが設定されています。SnapMirrorが関係を更新するときに、SnapMirrorで作成されたSnapshotコピーと、ソース上のラベルが一致するSnapshotコピーの両方が転送されることを示します。
cluster_dst::> snapmirror policy show -policy MirrorAndVault -instance Vserver: vs0 SnapMirror Policy Name: MirrorAndVault SnapMirror Policy Type: mirror-vault Policy Owner: cluster-admin Tries Limit: 8 Transfer Priority: normal Ignore accesstime Enabled: false Transfer Restartability: always Network Compression Enabled: false Create Snapshot: true Comment: A unified SnapMirror synchronous and SnapVault policy for mirroring the latest file system and daily and weekly snapshots. Total Number of Rules: 3 Total Keep: 59 Rules: SnapMirror Label Keep Preserve Warn Schedule Prefix ---------------- ---- -------- ---- -------- ------ sm_created 1 false 0 - - daily 7 false 0 - - weekly 52 false 0 - -
Unified7year ポリシー
事前に設定されている Unified7year
ポリシーはとまったく同じように機能します `MirrorAndVault`ただし、4番目のルールでは、月次Snapshotコピーを転送して7年間保持します。
Rules: SnapMirror Label Keep Preserve Warn Schedule Prefix ---------------- ---- -------- ---- -------- ------ sm_created 1 false 0 - - daily 7 false 0 - - weekly 52 false 0 - - monthly 84 false 0 - -
データ破損の可能性をなくします
ユニファイドレプリケーションは、ベースライン転送の内容を、初期化時に SnapMirror で作成された Snapshot コピーに制限します。各更新で、 SnapMirror はソースの Snapshot コピーをもう 1 つ作成して、その Snapshot コピーおよび Snapshot ポリシーのルールで定義されたラベルと一致するラベルを持つ新しいすべての Snapshot コピーを転送します。
最後に転送された Snapshot コピーのコピーをデスティネーションで作成することにより、更新した Snapshot コピーが破損する可能性を防ぐことができます。この「ローカル・コピー」はソース上の保持ルールに関係なく保持されるため、元は SnapMirror によって転送された Snapshot がソースで使用できなくなった場合でも、そのコピーをデスティネーションで使用できます。
ユニファイドデータレプリケーションを使用する状況
完全なミラーリングを維持するメリットと、セカンダリストレージの量を削減し、ベースライン転送の数を減らし、ネットワークトラフィックを減らすユニファイドレプリケーションのメリットをどちらかと比較する必要があります。
ユニファイドレプリケーションの妥当性を判断する際の重要な要素は、アクティブファイルシステムの変更率です。たとえば、データベーストランザクションログの時間単位 Snapshot コピーを保持するボリュームには、従来のミラーの方が適している場合があります。