ローカル階層(アグリゲート)をStorage VM(SVM)に割り当て
Storage Virtual Machine(Storage VMまたはSVM、旧Vserver)に1つ以上のローカル階層(アグリゲート)を割り当てた場合、そのStorage VM(SVM)のボリュームを含めることができます。
Storage VMとそのStorage VMに割り当てるローカル階層を用意しておく必要があります。
Storage VMにローカル階層を割り当てると、Storage VM同士の分離に役立ちます。これはマルチテナンシー環境で特に重要になります。
-
SVMにすでに割り当てられているローカル階層(アグリゲート)のリストを確認します。
vserver show -fields aggr-list
SVMに現在割り当てられているアグリゲートが表示されます。割り当てられているアグリゲートがない場合はと表示されます。
-
要件に応じて、割り当てられているアグリゲートを追加または削除します。
状況
使用するコマンド
追加のアグリゲートを割り当てる
vserver add-aggregates
アグリゲートの割り当てを解除する
vserver remove-aggregates
表示されているアグリゲートがSVMに割り当てられるか、SVMから削除されます。SVMに割り当てられていないアグリゲートを使用するボリュームがすでにSVMにある場合は、警告メッセージが表示されますが、コマンドは正常に完了します。SVMにすでに割り当てられているアグリゲートとコマンドで指定していないアグリゲートには影響はありません。
次の例では、アグリゲートaggr1およびaggr2がSVM svm1に割り当てられます。
vserver add-aggregates -vserver svm1 -aggregates aggr1,aggr2