RAIDグループのサイズのカスタマイズ
ローカル階層(アグリゲート)に含めるストレージの容量に適したRAIDグループサイズになるように、RAIDグループのサイズをカスタマイズできます。
標準のローカル階層(アグリゲート)の場合は、各ローカル階層のRAIDグループのサイズを個別に変更します。Flash Poolローカル階層の場合は、SSD RAIDグループとHDD RAIDグループのサイズを個別に変更できます。
次に、RAIDグループサイズの変更に関する注意事項の概要を示します。
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デフォルトでは、最後に作成されたRAIDグループ内のディスクまたはアレイLUNの数が新しいRAIDグループサイズよりも少ない場合、新しいサイズに達するまで、最後に作成されたRAIDグループにディスクまたはアレイLUNが追加されます。
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そのローカル階層内の他の既存のRAIDグループのサイズは、明示的にディスクを追加しないかぎり変更されません。
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RAIDグループをローカル階層の現在の最大RAIDグループサイズよりも大きくすることはできません。
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すでに作成されているRAIDグループのサイズを縮小することはできません。
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新しいサイズは、そのローカル階層内のすべてのRAIDグループ(Flash Poolローカル階層の場合は、該当するタイプのRAIDグループ(SSDまたはHDD)に適用されます。
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該当するコマンドを使用します。
状況
入力するコマンド
Flash PoolアグリゲートのSSD RAIDグループの最大サイズを変更する
storage aggregate modify -aggregate aggr_name -cache-raid-group-size size
他のRAIDグループの最大サイズを変更する
storage aggregate modify -aggregate aggr_name -maxraidsize size
アグリゲートn1_a4のRAIDグループの最大サイズをディスクまたはアレイLUN 20に変更するコマンドの例を次に示します。
storage aggregate modify -aggregate n1_a4 -maxraidsize 20
Flash Poolアグリゲートn1_cache_a2のSSDキャッシュRAIDグループの最大サイズを24に変更するコマンドの例を次に示します。
storage aggregate modify -aggregate n1_cache_a2 -cache-raid-group-size 24