自動ギブバックコマンド
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デフォルトでは、オフラインのノードがオンラインに戻った時点でテイクオーバーパートナーノードがストレージを自動的にギブバックするため、ハイアベイラビリティペア関係がリストアされます。ほとんどの場合、これが望ましい動作です。自動ギブバックを無効にする必要がある場合:テイクオーバーの原因 を調査してからギブバックする場合は、デフォルト以外の設定のやり取りについて確認しておく必要があります。
状況 |
使用するコマンド |
自動ギブバックを有効にして、テイクオーバーされたノードのブート後、 Waiting for giveback 状態に達し、 Auto giveback 期間が終了するまでの待機時間が経過した時点でギブバックが実行されるようにします。 デフォルト設定は true です。 |
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自動ギブバックを無効にするデフォルト設定は true です。 *注:*このパラメータをfalseに設定しても、パニック時のテイクオーバー後の自動ギブバックは無効になりません。パニック時のテイクオーバー後の自動ギブバックは、を設定して無効にする必要があります |
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パニック時のテイクオーバーのあとに実行される自動ギブバックを無効にします(この設定はデフォルトで有効になります)。 |
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自動ギブバックが開始されるまでの待機時間(秒)を設定します(デフォルトは 600 秒)。このオプションで指定した待機時間が経過するまでは、自動ギブバックは実行されません。 |
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storage failover modify コマンドの設定による自動ギブバックへの影響
自動ギブバックの処理は、 storage failover modify コマンドのパラメータの設定によって異なります。
次の表に、のデフォルト設定を示します storage failover modify
パニック以外のテイクオーバーイベントに適用されるコマンドパラメータ。
パラメータ |
デフォルト設定です |
`-auto-giveback true |
false` |
|
|
600 |
`-onreboot true |
false` |
|
次の表に、の組み合わせを示します -onreboot
および -auto-giveback
パラメータは、パニック以外のテイクオーバーイベントの自動ギブバックに適用されます。
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テイクオーバーの原因 |
自動ギブバックの実行 |
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reboot コマンド |
はい。 |
halt コマンド、またはサービスプロセッサからの電源再投入 |
はい。 |
|
reboot コマンド |
はい。 |
halt コマンド、またはサービスプロセッサからの電源再投入 |
いいえ |
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reboot コマンド |
該当なし |
halt コマンド、またはサービスプロセッサからの電源再投入 |
はい。 |
|
reboot コマンド |
いいえ |
。 -auto-giveback
パラメータは、パニックおよびその他すべての自動テイクオーバー後のギブバックを制御します。状況に応じて -onreboot
パラメータはに設定されます true
リブートが原因でテイクオーバーが発生すると、がどちらであるかに関係なく、常に自動ギブバックが実行されます -auto-giveback
パラメータはに設定されます true
。
。 -onreboot
Parameter環境 がリブートし、ONTAP から実行されたコマンドが停止します。をクリックします -onreboot
パラメータがfalseに設定されている場合、ノードがリブートしてもテイクオーバーは実行されません。そのため、があるかどうかに関係なく、自動ギブバックは実行されません -auto-giveback
パラメータがtrueに設定されている。クライアントのアクセスが中断します。
パニック時に適用される自動ギブバックパラメータの組み合わせとその影響
次の表に、を示します storage failover modify
パニック状態に適用されるコマンドパラメータは次のとおりです。
パラメータ |
デフォルト設定です |
`-onpanic _true |
false_` |
|
`-auto-giveback-after-panic _true |
false_` |
|
`-auto-giveback _true |
false_` |
次の表に、のパラメータの組み合わせを示します storage failover modify
コマンドは、パニック時の自動ギブバックに適用されます。
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パニック発生後の自動ギブバックの実行 |
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はい。 |
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はい。 |
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はい。 |
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いいえ |
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いいえ |
テイクオーバーが発生する原因としては、パニックに関連しない障害が考えられます。 a_failure_は、ノードとそのパートナー間の通信が失われたときに実行されます。これは、_ハートビートlost_とも呼ばれます。障害が原因でテイクオーバーが発生した場合は、によってギブバックが制御されます -onfailure ではなくパラメータを使用します -auto-giveback-after-panic parameter 。
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ノードでパニックが発生すると、パートナーノードにパニックパケットが送信されます。 何らかの理由でパートナーノードがパニックパケットを受信しなかった場合、パニック状態と誤って解釈される可能性があります。 パニックパケットを受信しなかった場合、パートナーノードは通信が失われたことだけを認識し、パニック状態になったことは通知しません。 この場合、パートナーノードはパニック状態ではなく障害として通信の喪失を処理し、ギブバックはによって制御されます -onfailure パラメータ(ではなく) -auto-giveback-after-panic parameter )。
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詳細については、を参照してください storage failover modify
パラメータについては、を参照してください "ONTAP のマニュアルページ"。