Windowsの[セキュリティ]タブを使用して監査ポリシーに関する情報を表示する
Windowsの[プロパティ]ウィンドウの[セキュリティ]タブを使用して、ファイルとディレクトリに適用されている監査ポリシーに関する情報を表示できます。これは、Windowsサーバ上に存在するデータの場合と同じ方法であるため、ユーザは使い慣れたものと同じGUIインターフェイスを使用できます。
ファイルやディレクトリに適用されている監査ポリシーに関する情報を表示すると、指定したファイルやフォルダに適切なSystem Access Control List(SACL;システムアクセス制御リスト)が設定されているかどうかを確認できます。
NTFSファイルおよびフォルダに適用されているSACLに関する情報を表示するには、Windowsホストで次の手順を実行します。
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Windows Explorer の * ツール * メニューから、 * ネットワークドライブのマップ * を選択します。
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[* ネットワークドライブの割り当て * ] ダイアログボックスに入力します。
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ドライブ文字を選択します。
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[フォルダ]ボックスに、監査するデータが格納されている共有を含むStorage Virtual Machine(SVM)のIPアドレスまたはSMBサーバ名と、共有の名前を入力します。
SMBサーバ名が「smb_server」で、共有の名前が「share1」の場合は、と入力します。
\\SMB_SERVER\share1
SMBサーバ名の代わりに、SMBサーバのデータインターフェイスのIPアドレスを指定できます。
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[ 完了 ] をクリックします。
選択したドライブがマウントされ、Windowsエクスプローラウィンドウに共有内に格納されているファイルとフォルダが表示されます。
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監査情報を表示するファイルまたはディレクトリを選択します。
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ファイルまたはディレクトリを右クリックし、 * プロパティ * を選択します。
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[ * セキュリティ * ] タブを選択します。
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「 * 詳細設定 * 」をクリックします。
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[ 監査 *] タブを選択します。
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[* Continue (続行) ] をクリックします
[監査]ボックスが開きます。[ 監査エントリ * ] ボックスには、 SACL が適用されているユーザーとグループの概要が表示されます。
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[ * 監査エントリ * ] ボックスで、 SACL エントリを表示するユーザーまたはグループを選択します。
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[ 編集( Edit ) ] をクリックします。
[< オブジェクト > の監査エントリ ] ボックスが開きます。
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[ * アクセス * ( * Access * ) ] ボックスで、選択したオブジェクトに適用されている現在の SACL を表示します。
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[ * キャンセル * ] をクリックして、 [ * 監査エントリ for < オブジェクト >*] ボックスを閉じます。
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[ * キャンセル * ] をクリックして、 [ * 監査 * ] ボックスを閉じます。