ファイルベースの制限
ONTAPでは、3つのレベルのセキュリティを評価して、SVM上にあるファイルおよびディレクトリに対して要求された操作を実行する権限がエンティティにあるかどうかを判断します。アクセスは、 3 つのセキュリティレベルの評価後に有効な権限によって判断されます。
どのストレージオブジェクトにも、最大 3 種類のセキュリティレイヤを含めることができます。
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エクスポート(NFS)および共有(SMB)セキュリティ
エクスポートおよび共有セキュリティは、特定のNFSエクスポートまたはSMB共有へのクライアントアクセスに適用されます。管理Privilegesを持つユーザは、SMBクライアントおよびNFSクライアントからエクスポートおよび共有レベルのセキュリティを管理できます。
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ストレージレベルのアクセス保護のファイルとディレクトリのセキュリティ
ストレージレベルのアクセス保護セキュリティは、SVMボリュームへのSMBおよびNFSクライアントアクセスに適用されます。NTFSのアクセス権限のみがサポートされます。ONTAPがストレージレベルのアクセス保護が適用されているボリューム上のデータにアクセスするUNIXユーザのセキュリティチェックを実行するには、UNIXユーザがボリュームを所有するSVM上のWindowsユーザにマッピングされている必要があります。
NFS または SMB クライアントからファイルまたはディレクトリのセキュリティ設定を表示した場合、ストレージレベルのアクセス保護セキュリティは表示されません。システム(WindowsまたはUNIX)管理者であっても、ストレージレベルのアクセス保護セキュリティをクライアントから取り消すことはできません。
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NTFS、UNIX、およびNFSv4の標準のファイルレベルセキュリティ
ストレージオブジェクトを表すファイルまたはディレクトリには、ネイティブのファイルレベルのセキュリティが存在します。ファイルレベルのセキュリティはクライアントから設定できます。ファイル権限は、データへのアクセスにSMBとNFSのどちらを使用するかに関係なく有効です。