新しいLDAPクライアントスキーマを作成する
環境で使用するLDAPスキーマがONTAPのデフォルトと異なる場合は、LDAPクライアント設定を作成する前に、ONTAP用の新しいLDAPクライアントスキーマを作成する必要があります。
ほとんどのLDAPサーバでは、ONTAPが提供するデフォルトスキーマを使用できます。
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MS-AD-BIS(Windows Server 2012以降のほとんどのADサーバで推奨されるスキーマ)
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AD-IDMU(Windows 2008、Windows Server 2012、およびそれ以降のADサーバ)
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AD-SFU(Windows 2003以前のADサーバ)
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RFC-2307(UNIX LDAPサーバ)
デフォルト以外のLDAPスキーマを使用する必要がある場合は、LDAPクライアント設定を作成する前にスキーマを作成する必要があります。新しいスキーマを作成する前に、LDAP管理者に問い合わせてください。
ONTAPが提供するデフォルトのLDAPスキーマは変更できません。新しいスキーマを作成するには、コピーを作成し、それに応じてコピーを変更します。
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既存のLDAPクライアントスキーマテンプレートを表示して、コピーするスキーマを特定します。
vserver services name-service ldap client schema show
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権限レベルをadvancedに設定します。
set -privilege advanced
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既存のLDAPクライアントスキーマのコピーを作成します。
vserver services name-service ldap client schema copy -vserver vserver_name -schema existing_schema_name -new-schema-name new_schema_name
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新しいスキーマを変更し、環境に合わせてカスタマイズします。
vserver services name-service ldap client schema modify
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admin権限レベルに戻ります。
set -privilege admin