従来のSystem Manager（ONTAP 9 .7以前でのみ使用可能）を使用している場合は、次のトピックを参照してください。

SAN環境では、iSCSIプロトコルとFCプロトコルを使用してストレージを提供できます。

iSCSIおよびFCでは、ストレージターゲットはLUN（論理ユニット）と呼ばれ、ホストには標準のブロックデバイスとして認識されます。LUNを作成し、イニシエータグループ（igroup）にマッピングします。イニシエータグループはFCホストのWWPSおよびiSCSIホストノード名のテーブルであり、どのイニシエータがどのLUNにアクセスできるかを制御します。

FCターゲットは、FCスイッチおよびホスト側アダプタを介してネットワークに接続し、World-Wide Port Name（WWPN）で識別されます。iSCSIターゲットは、標準のイーサネットネットワークアダプタ（NIC）、ソフトウェアイニシエータを搭載したTCPオフロードエンジン（TOE）カード、統合ネットワークアダプタ（CNA）または専用のホストバスアダプタ（HBA）を介してネットワークに接続し、iSCSI Qualified Name（IQN）で識別されます。

ASA R2ストレージシステム（ASA A1K、ASA A70、ASA A90）を使用している場合は、を参照してください"ASA R2ストレージシステムのドキュメント"。