FCターゲットポート構成に関する推奨事項
FC-NVMeプロトコル用のFCターゲットポートは、FCプロトコル用の設定および使用とまったく同じ方法で設定および使用できます。FC-NVMeプロトコルがサポートされるかどうかは、プラットフォームとONTAPのバージョンによって異なります。NetApp Hardware Universeを使用してサポートを確認します。
最適なパフォーマンスと可用性を実現するには、使用するプラットフォームに対応したに記載されている推奨されるターゲットポート構成を使用する必要があります "NetApp Hardware Universe"。
共有ASICを使用するFCターゲットポートの設定
次のプラットフォームには、ASIC(特定用途向け共有集積回路)を使用したポートペアがあります。これらのプラットフォームで拡張アダプタを使用する場合は、接続に同じASICが使用されないようにFCポートを設定する必要があります。
コントローラ | ASIC を共有するポートペア | ターゲットポートの数:推奨ポート |
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0g+0h |
1:0g 2:0g、0h |
|
0c+0d 0e+0f |
1:0c 2:0c、0e 3:0c、0e、0d 4:0c、0e、0d、0f |
サポートされるFCターゲットポートの速度
FCターゲットポートは、さまざまな速度で実行するように設定できます。特定のホストで使用されるすべてのターゲットポートを同じ速度に設定する必要があります。ターゲットポートの速度は、接続先デバイスの速度と同じに設定する必要があります。ポート速度に自動ネゴシエーションを使用しないでください。自動ネゴシエーションを設定したポートの方が、ギブバックやテイクオーバーなどの中断後の再接続に時間がかかる可能性があります。
オンボードポートと拡張アダプタは、次の速度で実行するように設定できます。コントローラと拡張アダプタのポートは、必要に応じて、さまざまな速度で実行するように個別に構成することができます。
4Gb ポート | 8Gb ポート | 16Gb ポート | 32Gb ポート |
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UTA2 ポートでは、必要に応じて、 8Gb の SFP+ アダプタを使用して 8Gb 、 4Gb 、 2Gb の速度をサポートできます。 |