force-group共有設定を使用してSMB共有を作成する
UNIXファイルセキュリティ形式のボリュームまたはqtree上のデータにアクセスするSMBユーザが、ONTAPで同じUNIXグループに属しているとみなされるようにするには、force-group共有設定を使用してSMB共有を作成します。
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SMB共有を作成します。
vserver cifs share create -vserver vserver_name -share-name share_name -path path -force-group-for-create UNIX_group_name
(`\\servername\sharename\filepath`共有のUNCパスの文字数が256文字を超えている場合(UNCパスの先頭の""は除く
\\
)、Windowsの[プロパティ]ボックスの*[セキュリティ]*タブは使用できません。これは、ONTAPの問題ではなく、Windowsクライアントの問題です。この問題を回避するには、UNCパスが256文字を超える共有を作成しないでください。共有の作成後にforce-groupを削除する場合は、いつでも共有を変更し、パラメータの値として空の文字列("")を指定でき `-force-group-for-create`ます。共有を変更してforce-groupを削除した場合、この共有への既存のすべての接続には、引き続き以前に設定されたforce-groupがプライマリGIDとして使用されます。
次のコマンドは、SMBユーザが作成するすべてのファイルがwebgroup1グループに割り当てられるディレクトリに、Webからアクセス可能な「webpages」共有を作成し `/corp/companyinfo`ます。
vserver cifs share create -vserver vs1 -share-name webpages -path /corp/companyinfo -force-group-for-create webgroup1