ODXの使用に関するガイドライン
コピーオフロードにODXを使用する前に、次のガイドラインを確認しておく必要があります。たとえば、ODXを使用できるボリュームのタイプや、クラスタ内およびクラスタ間のODXに関する考慮事項について理解しておく必要があります。
ボリュームに関するガイドライン
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次のボリューム構成では、ODXをコピーオフロードに使用できません。
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ソースボリュームサイズが 1.25GB 未満である必要があります
ODXを使用するには、ボリュームサイズが1.25GB以上である必要があります。
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読み取り専用ボリューム
負荷共有ミラー、SnapMirrorまたはSnapVaultデスティネーションボリュームにあるファイルやフォルダにはODXを使用できません。
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ソースボリュームが重複排除されていない場合
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ODXコピーはクラスタ内のコピーでのみサポートされます。
ODXを使用して、ファイルやフォルダを別のクラスタ内のボリュームにコピーすることはできません。
その他のガイドライン
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SMB環境でコピーオフロードにODXを使用するには、256KB以上のファイルである必要があります。
サイズが小さいファイルは、従来のコピー処理を使用して転送されます。
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ODXコピーオフロードでは、コピープロセスの一部として重複排除が使用されます。
データのコピーまたは移動時にSVMのボリュームで重複排除が発生しないようにするには、そのSVMでODXコピーオフロードを無効にする必要があります。
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データ転送を実行するアプリケーションは、ODXをサポートするように記述する必要があります。
ODXをサポートするアプリケーションの処理は次のとおりです。
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Virtual Hard Disk ( VHD ;仮想ハードディスク)の作成および変換、 Snapshot コピーの管理、仮想マシン間でのファイルのコピーなど、 Hyper-V の管理処理
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エクスプローラでの操作
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Windows PowerShell の copy コマンド
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Windows コマンドプロンプトの copy コマンド
WindowsコマンドプロンプトのRobocopyはODXをサポートしています。
ODXをサポートするWindowsサーバまたはクライアントでアプリケーションが実行されている必要があります。
+ WindowsサーバおよびクライアントでサポートされるODXアプリケーションの詳細については、Microsoft TechNetライブラリを参照してください。
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