SMB共有を作成する
SMB サーバのデータを SMB クライアントと共有するには、 SMB 共有を作成する必要があります。共有を作成するときは、共有をホームディレクトリとして指定するなど、共有プロパティを設定できます。オプションの設定により、共有をカスタマイズすることもできます。
共有を作成する前に、ボリュームまたは qtree のディレクトリパスが SVM ネームスペース内に存在している必要があります。
共有を作成するときのデフォルトの共有ACL(デフォルトの共有権限)はです Everyone / Full Control
。共有へのアクセスをテストしたら、デフォルトの共有 ACL を削除し、より安全な方法で置き換える必要があります。
-
必要に応じて、共有のディレクトリパス構造を作成します。
コマンドは
vserver cifs share create
、共有の作成時にオプションで指定されたパスをチェックし `-path`ます。指定したパスが存在しない場合、コマンドは失敗します。 -
指定したSVMに関連付けられているSMB共有を作成します。
vserver cifs share create -vserver vserver_name -share-name share_name -path path [-share-properties share_properties,...] [other_attributes] [-comment text]
-
共有が作成されたことを確認します。
vserver cifs share show -share-name share_name
次のコマンドは、「SHARE1」という名前のSMB共有をSVM上に作成し vs1.example.com`ます。ディレクトリパスはで `/users
、デフォルトのプロパティを使用して作成されます。
cluster1::> vserver cifs share create -vserver vs1.example.com -share-name SHARE1 -path /users cluster1::> vserver cifs share show -share-name SHARE1 Vserver Share Path Properties Comment ACL --------------- -------- -------- ---------- -------- ----------- vs1.example.com SHARE1 /users oplocks - Everyone / Full Control browsable changenotify show-previous-versions