必要なCIFSサーバオプションが設定されていることの確認
Hyper-V および SQL Server over SMB のノンストップオペレーションを実行する場合、必要な CIFS サーバオプションが有効になっており、要件に従って適切に設定されていることを確認する必要があります。
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SMB 2.x と SMB 3.0 が有効になっている必要があります。
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パフォーマンスが向上したコピーオフロードを使用するには、 ODX コピーオフロードが有効になっている必要があります。
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Hyper-V over SMB 解決策でリモート VSS に対応したバックアップサービスを使用する場合は、 VSS シャドウコピーサービスが有効になっている必要があります( Hyper-V のみ)。
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Storage Virtual Machine(SVM)で必要なCIFSサーバオプションが有効になっていることを確認します。
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権限レベルをadvancedに設定します。
set -privilege advanced
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次のコマンドを入力します。
vserver cifs options show -vserver vserver_name
次のオプションをに設定する必要があり `true`ます。
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-smb2-enabled
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-smb3-enabled
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-copy-offload-enabled
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-shadowcopy-enabled
(Hyper-Vのみ)
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いずれかのオプションがに設定されていない場合は
true
、次の手順を実行します。-
コマンドを使用して
vserver cifs options modify`に設定します `true
。 -
コマンドを使用して、 `vserver cifs options show`オプションがに設定されていることを確認し `true`ます。
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admin権限レベルに戻ります。
set -privilege admin
次に、SVM vs1でHyper-V over SMB構成の必須オプションが有効になっていることを確認するコマンドの例を示します。この例の要件では、 ODX コピーオフロードのオプションを有効にする必要があります。
cluster1::> set -privilege advanced Warning: These advanced commands are potentially dangerous; use them only when directed to do so by technical support personnel. Do you wish to continue? (y or n): y cluster1::*> vserver cifs options show -vserver vs1 -fields smb2-enabled,smb3-enabled,copy-offload-enabled,shadowcopy-enabled vserver smb2-enabled smb3-enabled copy-offload-enabled shadowcopy-enabled ------- ------------ ------------ -------------------- ------------------ vs1 true true false true cluster-1::*> vserver cifs options modify -vserver vs1 -copy-offload-enabled true cluster-1::*> vserver cifs options show -vserver vs1 -fields copy-offload-enabled vserver copy-offload-enabled -------- -------------------- vs1 true cluster1::*> set -privilege admin