CLIコマンド用のさまざまなONTAPシェルについて説明します。
クラスタには、 CLI コマンド用の異なる 3 つのシェルとして、 _clustershell _ 、 _nodeshell _ 、 _systemshell _ があります。シェルは目的が異なり、それぞれに異なるコマンドセットがあります。
-
クラスタシェルは、クラスタにログインすると自動的に開始されるネイティブシェルです。
クラスタの設定と管理に必要なコマンドがすべて含まれています。クラスタシェルのCLIヘルプ(クラスタシェルプロンプトでと入力するとトリガーされる
?)には、使用可能なクラスタシェルコマンドが表示されます。はman`クラスタシェルのコマンド、指定したクラスタシェルコマンドのマニュアルページを表示し(`man <command_name>`ます)。の詳細については `man、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。 -
ノードシェルは、ノードレベルでのみ有効になるコマンド用の特別なシェルです。
ノードシェルには、コマンドを使用してアクセスでき
system node run`ます。の詳細については `system node run、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。ノードシェルのCLIヘルプ(または
help`でトリガー)に `?`は、使用可能なノードシェルコマンドが表示されます。ノードシェルのコマンドは `man、指定したノードシェルコマンドのマニュアルページを表示します。よく使用されるノードシェルのコマンドとオプションの多くは、クラスタシェルにトンネリングまたはエイリアスされ、クラスタシェルからも実行できます。
-
システムシェルは、診断とトラブルシューティングの目的でのみ使用される下位レベルのシェルです。
システムシェルと関連する
diagアカウントは、簡単な診断を目的としています。アクセスには診断権限レベルが必要であり、トラブルシューティング タスクを実行するテクニカル サポート専用に予約されています。
この手順で説明されているコマンドの詳細については、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。
クラスタシェルでのノードシェルのコマンドおよびオプションへのアクセス
ノードシェルのコマンドとオプションには、ノードシェルからアクセスできます。
system node run –node nodename
よく使用されるノードシェルのコマンドとオプションの多くは、クラスタシェルにトンネリングまたはエイリアスされ、クラスタシェルからも実行できます。
クラスタシェルでサポートされているノードシェルオプションには、コマンドを使用してアクセスでき `vserver options clustershell`ます。これらのオプションを表示するには、次のいずれかを実行します。
-
を使用してクラスタシェルCLIを照会する
vserver options -vserver nodename_or_clustername -option-name ? -
の詳細については
vserver options、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。
クラスタシェルでノードシェルまたはレガシーのコマンドまたはオプションを入力し、そのコマンドまたはオプションに相当するクラスタシェルコマンドがある場合は、そのクラスタシェルコマンドを使用するようにONTAPから通知されます。
クラスタシェルでノードシェルまたはレガシーのコマンドまたはオプションを入力した場合、そのコマンドまたはオプションについて「 not supported 」ステータスが ONTAP から通知されます。
使用可能なノードシェルコマンドを表示します。
ノードシェルからCLIヘルプを使用すると、使用可能なノードシェルコマンドのリストを取得できます。
-
ノードシェルにアクセスするには、クラスタシェルのシステムプロンプトで次のコマンドを入力します。
system node run -node {nodename|local}`local`は、クラスタへのアクセスに使用したノードです。
この `system node run`コマンドには、エイリアスコマンド、が `run`あります。
-
使用可能なノードシェルコマンドの一覧を表示するには、ノードシェルで次のコマンドを入力します。
[commandname] help`_commandname_`は、可用性を表示するコマンドの名前です。を指定しないと、 `_commandname_`使用可能なすべてのノードシェルコマンドが表示されます。
クラスタシェルCLIに戻るには、Ctrl+Dを入力するか入力し `exit`ます。
の詳細については
exit、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。
次の例は、node2という名前のノードのノードシェルにアクセスし、ノードシェルコマンドの情報を表示します environment。
cluster1::> system node run -node node2
Type 'exit' or 'Ctrl-D' to return to the CLI
node2> environment help
Usage: environment status |
[status] [shelf [<adapter>[.<shelf-number>]]] |
[status] [shelf_log] |
[status] [shelf_stats] |
[status] [shelf_power_status] |
[status] [chassis [all | list-sensors | Temperature | PSU 1 |
PSU 2 | Voltage | SYS FAN | NVRAM6-temperature-3 | NVRAM6-battery-3]]