FASシステムのインラインデータコンパクションを有効にする
Flash Pool(ハイブリッド)アグリゲートまたはHDDアグリゲートを使用するFASシステムでは、cluster shellコマンドを使用して、ボリュームレベルでインラインデータコンパクションを有効にできます volume efficiency。FASシステムで作成されたボリュームでは、データコンパクションはデフォルトで無効になっています。の詳細については volume efficiency、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。
ボリュームでインラインデータコンパクションを有効にするには、 -space-guarantee`オプションをに設定する必要があります `none。HDDアグリゲートのボリュームでデータコンパクションを有効にすると、追加のCPUリソースが使用されます。
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advanced権限レベルに切り替えます。
set -privilege advancedの詳細については
set、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。 -
目的のノードのボリュームおよびアグリゲートのデータコンパクションの状態を確認します。
volume efficiency show -volume <volume_name>の詳細については
volume efficiency show、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。 -
ボリュームでデータコンパクションを有効にします。
volume efficiency modify -volume <volume_name> -data-compaction trueの詳細については
volume efficiency modify、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。アグリゲートまたはボリュームのいずれかでデータコンパクションがに設定されている場合
false、コンパクションは失敗します。コンパクションを有効にしても既存のデータに対しては実行されず、システムへの新規の書き込みに対してのみ実行されます。コマンドには、volume efficiency start`既存のデータを圧縮する方法の詳細が含まれています。の詳細については `volume efficiency start、を"ONTAPコマンド リファレンス"参照してください。 -
コンパクションの統計を表示します。
volume efficiency show -volume <volume_name>