VMゲスト ファイルのリストア用のクレデンシャルの設定
ゲスト ファイルまたはフォルダのリストア処理用に仮想ディスクを接続する場合は、リストア前に接続先のVMでクレデンシャルを設定しておく必要があります。
次の表に、ゲスト リストア処理のクレデンシャル要件を示します。
ユーザーアクセス制御が有効 | ユーザーアクセス制御が無効 | |
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ドメイン ユーザ |
ユーザ名が「administrator」のドメイン ユーザは問題なく機能します。「NetApp\administrator」が一例です。しかし、ローカル管理者グループに属するユーザ名が「xyz」のドメイン ユーザは機能しません。たとえば、「NetApp\xyz」は使用できません。 |
ユーザ名が「administrator」のドメイン ユーザとローカル管理者グループに属するユーザ名が「xyz」のドメイン ユーザのどちらも問題なく機能します。たとえば、「NetApp\administrator」や「NetApp\xyz」です。 |
ワークグループ ユーザ |
ユーザ名が「administrator」のローカル ユーザであれば問題なく機能します。しかし、ローカル管理者グループに属するユーザ名が「xyz」のローカル ユーザは機能しません。 |
ユーザ名が「administrator」のローカル ユーザとローカル管理者グループに属するユーザ名が「xyz」のローカル ユーザのどちらも問題なく機能します。しかし、ユーザ名が「xyz」で、ローカル管理者グループに属していないローカル ユーザは機能しません。 |
上記の例で、「NetApp」はダミーのドメイン名、「xyz」はダミーのローカル ユーザ名です
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vSphere クライアントのショートカット ウィンドウで、プラグインの下にある * SnapCenter Plug-in for VMware vSphere* を選択します。
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左側のナビゲーションで、[ゲスト ファイルの復元] を選択します。
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*実行資格情報*セクションで、次のいずれかを実行します。
これをするには… 操作 既存のクレデンシャルを使用する
設定済みの任意のクレデンシャルを選択します。
新しいクレデンシャルを追加する
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*追加*を選択します。
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[実行資格情報] ダイアログ ボックスで、資格情報を入力します。[Username]に「Administrator」と入力する必要があります。
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VM の選択*を選択し、*プロキシ VM ダイアログ ボックスで VM を選択します。 [保存] を選択して、[実行資格情報] ダイアログボックスに戻ります。クレデンシャルの認証に使用するVMを選択します。
SnapCenter Plug-in for VMware vSphereは、選択したクレデンシャルを使用して、選択したVMにログオンします。
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*保存*を選択します。