SnapCenterでの災害復旧
SnapCenter の災害復旧 (DR) 機能を使用すると、リソースの破損やサーバーのクラッシュなどの災害から復旧できます。 SnapCenterリポジトリ、サーバー スケジュール、構成コンポーネント、SQL Server 用のSnapCenterプラグインとそのストレージを復元するのに役立ちます。
このセクションでは、 SnapCenterの 2 種類の DR について説明します。
SnapCenterサーバー DR
-
SnapCenter Serverでプラグインの追加や管理をすることなくSnapCenter Serverのデータをバックアップし、リカバリできます。
-
セカンダリSnapCenter Serverは、プライマリSnapCenter Serverと同じディレクトリ、同じポートにインストールする必要があります。
-
多要素認証 (MFA) の場合、 SnapCenter Server DR 中にすべてのブラウザ タブを閉じ、ブラウザを再度開いて再度ログインします。これにより既存の、またはアクティブなセッションCookieがクリアされ、正しい設定データが更新されます。
-
SnapCenter の災害復旧機能は、REST API を使用してSnapCenterサーバーをバックアップします。見る"SnapCenter Serverのディザスタ リカバリにおけるREST APIのワークフロー" 。
-
監査設定関連の構成ファイルは、DR バックアップにも、復元操作後の DR サーバーにもバックアップされません。監査ログの設定については、手動で再現する必要があります。
SnapCenterプラグインとストレージ DR
DR は、SQL Server 用のSnapCenterプラグインでのみ使用できます。プラグインがダウンしている場合は、別の SQL ホストに切り替えて、いくつかの手順に従ってデータを回復します。見る"SnapCenter Plug-in for SQL Serverのディザスタ リカバリ" 。
SnapCenter はONTAP SnapMirrorを使用してデータを複製します。これにより、セカンダリ サイトにデータを同期させておくことで DR に使用できます。フェイルオーバーを開始するには、 SnapMirrorレプリケーションを中断します。フォールバック中は、同期を逆にして、DR サイトからプライマリ ロケーションにデータを複製します。