リストア固有のプリスクリプトとポストスクリプト用に事前定義された環境変数
SnapCenterでは、データベースのリストア時にプリスクリプトとポストスクリプトを実行する際に、事前定義された環境変数を使用できます。
データベースの復元にサポートされている定義済み環境変数
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SC_JOB_ID は操作のジョブ ID を指定します。
例:257
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SC_ORACLE_SID はデータベースのシステム識別子を指定します。
複数のデータベースが処理対象となる場合、パイプで区切られたデータベース名が含まれます。
例:NFSB31
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SC_HOST はデータベースのホスト名を指定します。
このパラメータはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。
例:scsmohost2.gdl.englabe.netapp.com
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SC_OS_USER は、データベースのオペレーティング システムの所有者を指定します。
例:Oracle
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SC_OS_GROUP は、データベースのオペレーティング システム グループを指定します。
例:oinstall
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SC_BACKUP_NAME はバックアップの名前を指定します。
このパラメータはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。
例:
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データベースがARCHIVELOGモードで実行されていない場合: DATA@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_0|LOG@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_1
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データベースが ARCHIVELOG モードで実行されている場合: DATA@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_0|LOG@RG2_scspr2417819002_07-20-2021_12.16.48.9267_1,RG2_scspr2417819002_07-21-2021_12.16.48.9267_1,RG2_scspr2417819002_07-22-2021_12.16.48.9267_1
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SC_BACKUP_ID はバックアップの ID を指定します。
このパラメータはアプリケーション ボリュームに対して設定されます。
例:
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データベースがARCHIVELOGモードで実行されていない場合: DATA@203|LOG@205
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データベースがARCHIVELOGモードで実行されている場合: DATA@203|LOG@205,206,207
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SC_RESOURCE_GROUP_NAME はリソース グループの名前を指定します。
例:RG1
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SC_ORACLE_HOME は、Oracle ホーム ディレクトリのパスを指定します。
例: /ora01/app/oracle/product/18.1.0/db_1
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SC_RECOVERY_TYPE は、回復されるファイルと回復範囲を指定します。
例: RESTORESCOPE:usingBackupControlfile=false|RECOVERYSCOPE:allLogs=true,noLogs=false,untiltime=false,untilscn=false。
区切り文字の詳細については、"サポートされている区切り文字" 。