smo credential set コマンドです
このコマンドを使用すると、ホスト、リポジトリ、データベースプロファイルなどのセキュアなリソースにアクセスするためのクレデンシャルをユーザに設定できます。ホストのパスワードは、 SnapManager が実行されているホストでのユーザのパスワードです。リポジトリのパスワードは、 SnapManager リポジトリスキーマが格納されている Oracle ユーザのパスワードです。プロファイルパスワードは、プロファイルを作成するユーザーが構成するパスワードです。ホストとリポジトリのオプションを指定して、オプションの -password オプションを指定した場合は、コマンド引数で指定したタイプのパスワードを入力するように求められます。
構文
smo credential set \[-host -name host_name -username username\] \[-password password\] \] \| \[-repository -dbname repo_service_name -host repo_host -login -username repo_username\] \[-password repo_password\] \] -port repo_port \| \[-profile -name profile_name\] \[-password password\] \] \[-quiet \| -verbose\]
パラメータ
-
* - ホスト名 *
SnapManager を実行しているホストサーバの名前または IP アドレスを指定します。
host パラメータには、次のオプションがあります。
-
-name host_name :パスワードを設定するホストの名前を指定します。
-
-username user_name :ホスト上のユーザ名を指定します。
-
-password password :ホスト上のユーザのパスワードを指定します。
-
-
* -repository -dbname *
プロファイルが格納されたデータベースの名前を指定します。グローバル名または SID を使用します。
repository パラメータには、次のオプションが含まれます。
-
-dbnamerepo_service_name :プロファイルを格納するデータベースの名前を指定します。グローバル名または SID を使用します。
-
-host repo_host :リポジトリ・データベースが稼働しているホスト・サーバの名前または IP アドレスを指定します。
-
-login-username repo_username :リポジトリが格納されたデータベースにアクセスするために必要なユーザ名を指定します。
-
-password password :リポジトリが格納されたデータベースにアクセスするために必要なパスワードを指定します。
-
-port repo_port :リポジトリが格納されているデータベースへのアクセスに使用する TCP ポート番号を指定します。
-
-
* -profile-name profile_name *
データベースに関連付けられたプロファイルを指定します。
profile パラメータには、次のオプションが含まれています。
-
-name profilename :パスワードを設定するプロファイルの名前を指定します。
-
-password password :プロファイルへのアクセスに必要なパスワードを指定します。
-
-
* - Quiet *
コンソールにエラーメッセージのみを表示します。デフォルトでは、エラーおよび警告メッセージが表示されます。
-
* -verbose *
エラー、警告、および情報メッセージがコンソールに表示されます。
リポジトリクレデンシャルを設定するコマンドの例
次に、リポジトリのクレデンシャルを設定する例を示します。
smo credential set -repository -dbname SMOREPO -host hotspur -port 1521 -login -username chris Password for chris@hotspur:1521/SMOREPO : ******** Confirm password for chris@hotspur:1521/SMOREPO : ********
SMO-12345 [INFO ]: Updating credential cache for OS user "admin1" SMO-12345 [INFO ]: Set repository credential for user "user1" on repo1@Host2. Operation Id [Nff8080810da9018f010da901a0170001] succeeded.
ホストクレデンシャルを設定するためのコマンドの例
ホストクレデンシャルは実際のオペレーティングシステムクレデンシャルを表すため、パスワードのほかにユーザ名も含める必要があります。
smo credential set -host -name bismarck -username avida Password for avida@bismarck : ******** Confirm password for avida@bismarck : ********
-
関連情報 *