S3およびSwiftクライアント接続の設定
グリッド管理者は設定オプションを管理して、 S3 および Swift テナントがクライアントアプリケーションを StorageGRID システムに接続してデータの格納と読み出しを行う方法を制御します。クライアントとテナントのさまざまな要件を満たすために、多数のオプションが用意されています。
クライアントアプリケーションは、次のいずれかに接続することで、オブジェクトを格納または読み出すことができます。
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管理ノードまたはゲートウェイノード上のロードバランササービス、または必要に応じて、管理ノードまたはゲートウェイノードのハイアベイラビリティ( HA )グループの仮想 IP アドレス
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ゲートウェイノード上の CLB サービス、または必要に応じて、ゲートウェイノードのハイアベイラビリティグループの仮想 IP アドレス
CLB サービスは廃止されました。StorageGRID 11.3 より前に設定されたクライアントは、ゲートウェイノード上の CLB サービスを引き続き使用できます。ロードバランシングに StorageGRID を使用する他のすべてのクライアントアプリケーションは、ロードバランササービスを使用して接続する必要があります。 -
外部ロードバランサを使用するかどうかに関係なく、ストレージノードに追加されます
StorageGRID システムには、必要に応じて次の機能も設定できます。
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ロードバランササービス:クライアントがロードバランササービスを使用できるようにするには、クライアント接続用のロードバランサエンドポイントを作成します。ロードバランサエンドポイントを作成する際には、ポート番号、エンドポイントで HTTP / HTTPS 接続を許可するかどうか、エンドポイントを使用するクライアントのタイプ( S3 または Swift )、 HTTPS 接続に使用する証明書(該当する場合)を指定します。
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* 信頼されていないクライアントネットワーク * :信頼されていないクライアントネットワークとして設定することで、クライアントネットワークのセキュリティを強化できます。クライアントネットワークが信頼されていない場合、クライアントはロードバランサエンドポイントを使用して接続する必要があります。
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ハイアベイラビリティグループ:ゲートウェイノードまたは管理ノードのHAグループを作成してアクティブ/バックアップ構成を作成できます。また、ラウンドロビンDNSや他社製ロードバランサと複数のHAグループを使用してアクティブ/アクティブ構成を実現することもできます。クライアント接続は、 HA グループの仮想 IP アドレスを使用して確立されます。
ストレージノードに直接接続するか、 CLB サービス(廃止予定)を使用して StorageGRID に接続するクライアントに対しては、 HTTP の使用を有効にし、 S3 クライアントには S3 API エンドポイントのドメイン名を設定できます。