HAグループの使用方法
ハイアベイラビリティ(HA)グループはいくつかの理由で使用できます。
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HA グループは、 Grid Manager または Tenant Manager への可用性の高い管理接続を提供します。
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HA グループは、 S3 / Swift クライアントに可用性の高いデータ接続を提供できます。
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インターフェイスが 1 つしかない HA グループでは、多数の VIP アドレスを指定したり、 IPv6 アドレスを明示的に設定したりできます。
HA グループは、グループに含まれるすべてのノードが同じサービスを提供する場合にのみ高可用性を提供できます。HA グループを作成するときは、必要なサービスを提供するタイプのノードからインターフェイスを追加してください。
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* 管理ノード * :ロードバランササービスが含まれ、 Grid Manager またはテナントマネージャへのアクセスを有効にします。
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* ゲートウェイノード * :ロードバランササービスと CLB サービス(廃止)が含まれます。
HA グループの目的 | このタイプのノードを HA グループに追加します |
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Grid Manager へのアクセス |
*注:*プライマリ管理ノードが優先マスターである必要があります。一部のメンテナンス手順は、プライマリ管理ノードでしか実行できません。 |
Tenant Manager のみにアクセスします |
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S3 または Swift クライアントアクセス - ロードバランササービス |
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S3 または Swift クライアントアクセス - CLB サービス
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Grid Manager または Tenant Manager で HA グループを使用する場合の制限事項
Grid ManagerまたはTenant Managerのサービスで障害が発生しても、HAグループ内でフェイルオーバーはトリガーされません。
フェイルオーバーの発生時に Grid Manager または Tenant Manager にサインインしている場合はサインアウトされるため、再度サインインしてタスクを再開する必要があります。
プライマリ管理ノードを使用できない場合は、一部のメンテナンス手順を実行できません。フェイルオーバー中は、 Grid Manager を使用して StorageGRID システムを監視できます。
CLB サービスで HA グループを使用する場合の制限事項
CLB サービスに障害が発生しても、 HA グループ内でフェイルオーバーはトリガーされません。
CLB サービスは廃止されました。 |