StorageGRID は、すべてのオブジェクトコピーをただちに作成できない場合（必要な場所が一時的に使用できない場合など）、クライアントに「ingest failed」というメッセージを送信します。または、ILMルールの作成時に選択した内容に応じて、中間オブジェクトコピーの作成とILMの評価を実行します。

StorageGRID によるILM評価では、中間コピーがILMルールの配置手順を満たしているかどうかが最初にチェックされます。たとえば、2つの中間コピーが2コピーのILMルールの手順を満たしていても、イレイジャーコーディングルールの手順を満たしていない場合があります。中間コピーがILMの手順を満たしていない場合、StorageGRID は新しいオブジェクトコピーを作成し、不要な中間コピーをすべて削除します。

StorageGRID が中間コピーを2つ作成できない場合（ネットワーク問題 が2つ目のコピーを作成できない場合など）、StorageGRID は再試行しません。取り込みは失敗します。