システム設定を構成しています
グリッドマネージャからさまざまなシステム設定を行い、 StorageGRID システムの動作を微調整できます。
表示オプション
表示オプションでは、ユーザセッションのタイムアウト時間を指定したり、レガシーアラームやイベントトリガー型 AutoSupport メッセージに関する E メール通知を停止したりできます。
グリッドオプション
グリッドオプションを使用すると、 StorageGRID システムに格納されているすべてのオブジェクトについて、格納オブジェクトの圧縮や格納オブジェクトの暗号化などの設定を行うことができます。設定を行うことができます。
これらのオプションを使用して、 S3 および Swift クライアント処理のグローバル設定を指定することもできます。
キー管理サーバ
1 つ以上の外部キー管理サーバ( KMS )を設定して、 StorageGRID サービスとストレージアプライアンスに暗号化キーを提供できます。KMS や KMS の各クラスタは、 Key Management Interoperability Protocol ( KMIP )を使用して、関連する StorageGRID サイトにあるアプライアンスノードに暗号化キーを提供します。キー管理サーバを使用すると、アプライアンスをデータセンターから削除した場合でも StorageGRID データを保護できます。アプライアンスのボリュームを暗号化すると、ノードが KMS と通信できないかぎり、アプライアンスのデータにアクセスすることはできません。
暗号化キー管理を使用するには、インストール時にアプライアンスをグリッドに追加する前に、アプライアンスごとに * Node Encryption * の設定を有効にする必要があります。 |
S3 オブジェクトのロック
StorageGRID S3 オブジェクトロック機能は、 Amazon Simple Storage Service ( Amazon S3 )での S3 オブジェクトロックに相当するオブジェクト保護解決策 です。StorageGRID システムに対してグローバルな S3 オブジェクトロック設定を有効にすると、 S3 テナントアカウントで S3 オブジェクトのロックを有効にした状態でバケットを作成できるようになります。テナントは、 S3 クライアントアプリケーションを使用して、オプションでバケット内のオブジェクトの保持設定(終了日、リーガルホールド、またはその両方)を指定できます。
ストレージオプション
ストレージオプションでは、オブジェクトのセグメント化を制御したり、ストレージのウォーターマークを定義してストレージノードの使用可能なストレージスペースを管理したりできます。