StorageGRIDの高度な監視
問題のトラブルシューティングに役立つ指標にアクセスしてエクスポートする方法について説明します。
Prometheusクエリを使用した指標APIの表示
Prometheusは指標を収集するためのオープンソースソフトウェアです。GMIを使用してStorageGRIDに組み込まれているPrometheusにアクセスするには、メニューの[Support][Metrics]に移動します。
または、リンクに直接移動することもできます。
このビューからPrometheusインターフェイスにアクセスできます。そこから、利用可能な指標を検索したり、クエリを試したりすることができます。
Prometheus URLクエリを作成するには、次の手順を実行します。
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クエリテキストボックスに入力を開始します。入力すると、指標が表示されます。ここで重要なのは、StorageGRIDとNodeで始まる指標だけです。
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各ノードのHTTPセッションの数を確認するには、と入力し
storagegrid_http
て選択しますstoragegrid_http_sessions_incoming_currently_established
。[Execute]をクリックし、グラフ形式またはコンソール形式で情報を表示します。
このURLを使用して作成したクエリとグラフは維持されません。複雑なクエリは管理ノードのリソースを消費します。NetAppでは、このビューを使用して使用可能な指標を確認することをお勧めします。 |
追加のポートを開く必要があるため、Prometheusインスタンスに直接接続することは推奨されません。APIを介して指標にアクセスすることは、推奨される安全な方法です。 |
APIを使用した指標のエクスポート
StorageGRID管理APIを使用して同じデータにアクセスすることもできます。
APIを使用して指標をエクスポートするには、次の手順を実行します。
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GMIで、[Help][API Documentation]の順に選択します。
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[Metrics]まで下にスクロールし、[GET /grid/metric-query]を選択します。
応答には、Prometheus URLクエリで取得できる情報と同じ情報が含まれます。各ストレージノードで現在確立されているHTTPセッションの数をもう一度確認できます。応答をJSON形式でダウンロードして読みやすくすることもできます。次の図は、Prometheusクエリ応答の例を示しています。
APIを使用する利点は、認証されたクエリを実行できることです。 |