Trident protect AppVaultオブジェクトを使用してバケットを管理する
Trident保護用のバケットカスタムリソース(CR)は、AppVaultと呼ばれます。AppVaultオブジェクトは、ストレージバケットの宣言型Kubernetesワークフロー表現です。AppVault CRには、バックアップ、Snapshot、リストア処理、SnapMirrorレプリケーションなど、保護処理でバケットを使用するために必要な設定が含まれています。AppVaultsを作成できるのは管理者のみです。
キー生成とAppVault定義の例
AppVault CRを定義するときは、プロバイダがホストするリソースにアクセスするための資格情報を含める必要があります。クレデンシャルのキーの生成方法は、プロバイダによって異なります。次に、いくつかのプロバイダのコマンドラインキー生成の例を示します。次に、各プロバイダのAppVault定義の例を示します。
キー生成の例
次の例を使用して、各クラウドプロバイダのクレデンシャル用のキーを作成できます。
AppVault CRの例
次のCR例を使用して、クラウドプロバイダごとにAppVaultオブジェクトを作成できます。
Trident保護CLIを使用したAppVaultの作成例
次のCLIコマンド例を使用して、プロバイダごとにAppVault CRSを作成できます。
AppVaultブラウザを使用してAppVault情報を表示する
Trident保護CLIプラグインを使用して、クラスタ上で作成されたAppVaultオブジェクトに関する情報を表示できます。
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AppVaultオブジェクトの内容を表示します。
出力例:
+-------------+-------+----------+-----------------------------+---------------------------+ | CLUSTER | APP | TYPE | NAME | TIMESTAMP | +-------------+-------+----------+-----------------------------+---------------------------+ | | mysql | snapshot | mysnap | 2024-08-09 21:02:11 (UTC) | | production1 | mysql | snapshot | hourly-e7db6-20240815180300 | 2024-08-15 18:03:06 (UTC) | | production1 | mysql | snapshot | hourly-e7db6-20240815190300 | 2024-08-15 19:03:06 (UTC) | | production1 | mysql | snapshot | hourly-e7db6-20240815200300 | 2024-08-15 20:03:06 (UTC) | | production1 | mysql | backup | hourly-e7db6-20240815180300 | 2024-08-15 18:04:25 (UTC) | | production1 | mysql | backup | hourly-e7db6-20240815190300 | 2024-08-15 19:03:30 (UTC) | | production1 | mysql | backup | hourly-e7db6-20240815200300 | 2024-08-15 20:04:21 (UTC) | | production1 | mysql | backup | mybackup5 | 2024-08-09 22:25:13 (UTC) | | | mysql | backup | mybackup | 2024-08-09 21:02:52 (UTC) | +-------------+-------+----------+-----------------------------+---------------------------+
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必要に応じて、各リソースのAppVaultPathを表示するには、フラグを使用し `--show-paths`ます。
テーブルの最初の列に表示されるクラスタ名は、Trident protect helmのインストールでクラスタ名が指定されている場合にのみ使用できます。例:
--set clusterName=production1
。
AppVaultの削除
AppVaultオブジェクトはいつでも削除できます。
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AppVaultオブジェクトを削除する前に、AppVault CRのキーを削除しないで `finalizers`ください。これを行うと、AppVaultバケット内のデータが残り、クラスタ内のリソースが孤立する可能性があります。 |
関連付けられているバケットに格納されているSnapshotとバックアップをすべて削除しておきます。
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AppVaultオブジェクトを削除し、削除するAppVaultオブジェクトの名前に置き換え `appvault_name`ます。