災害復旧の宛先ボリュームをアラート生成から除外する
ボリュームのアラートを設定するときは、[アラート]ダイアログ ボックスでボリュームまたはボリューム グループを識別する文字列を指定できます。ただし、SVMのディザスタ リカバリを設定している場合は、ソース ボリュームとデスティネーション ボリュームの名前が同じであるため、両方のボリュームについてアラートを受け取ることになります。
アプリケーション管理者またはストレージ管理者のロールが必要です。
ディザスタ リカバリのデスティネーション ボリュームに対するアラートを無効にするには、デスティネーションSVMの名前を含むボリュームを除外します。これは、ボリューム イベントの識別子に、"<svm_name>:/<volume_name>" の形式で SVM 名とボリューム名の両方が含まれているために可能になります。
ここでは、プライマリSVM「vs1」にあるボリューム「vol1」に対するアラートを作成し、SVM「vs1-dr」にある同じ名前のボリュームはアラート生成の対象から除外する例を示します。
[Add Alert]ダイアログ ボックスで、次の手順を実行します。
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*名前*をクリックし、アラートの名前と説明を入力します。
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*リソース*をクリックし、*含める*タブを選択します。
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ドロップダウンリストから*ボリューム*を選択し、入力します*
vol1
*「名前を含む」フィールドに * と入力すると、名前に「vol1」が含まれるボリュームが表示されます。 -
を選択<<All Volumes whose name contains 'vol1'>> [利用可能なリソース] 領域から [選択したリソース] 領域に移動します。
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除外*タブを選択し、*ボリューム*を選択して入力します
vs1-dr
*「名前に含まれる」フィールドに入力し、「追加」をクリックします。これにより、SVM「vs1-dr」にあるボリューム「vol1」がアラートの生成対象から除外されます。
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イベント をクリックし、ボリュームに適用するイベントを 1 つまたは複数選択します。
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*アクション*をクリックし、*これらのユーザーに警告*フィールドで警告メールを受信するユーザーの名前を選択します。
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