データ階層化について学ぶ
ファイルおよびブロック ストレージ用のKeystone STaaS 標準サービスには、あまり使用されないデータを識別し、 Keystone STaaS がサポートするNetAppコールド ストレージに階層化する階層化機能が含まれています。コールド データをKeystone STaaS がサポートするNetApp以外のストレージに階層化する場合は、データ階層化をアドオン サービスとして使用できます。
標準サービスと追加サービスの詳細については、以下を参照してください。"Keystone STaaSサービス" 。パフォーマンスサービスレベルの詳細については、以下を参照してください。"Keystoneのパフォーマンスサービスレベル" 。
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階層化アドオン サービスは、Amazon Web Services (AWS) S3、Azure Blob、Google Cloud Platform (GCP)、その他のKeystone STaaS 対応、S3 互換、サードパーティ オブジェクト ストレージなど、 NetApp以外のストレージにデータを階層化する場合にのみ必要です。 |
階層化機能は、オンプレミスおよびオフプレミスのオブジェクト ストレージ階層への、アクセス頻度の低いデータの自動階層化を可能にするNetApp FabricPoolテクノロジーを活用します。
アドオン データ階層化サービスにより、Extreme、Premium、Performance、Standard、Value 層からオブジェクト ストレージ ターゲットへの階層化が可能になります。階層化されるホット データとコールド データの比率は固定されておらず、各階層は個別に計測され、請求されます。
たとえば、コールド ストレージ層のターゲットが次の場合:
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Keystone STaaS Value 層、 Keystone STaaS StorageGRID Object 層、または既存のStorageGRID Webscale (SGWS) グリッド (顧客所有) - 追加料金はかかりません。これは標準サービスの一部です。
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パブリック クラウド (AWS、Azure、Google) またはKeystone STaaS 対応のサード パーティ オブジェクト ストレージ - コールド ストレージ ターゲットに階層化されたデータ容量には追加料金がかかります。
アドオン階層化サービスの料金は、サブスクリプション期間全体を通じて適用されます。
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Cloud Volumes ONTAPに必要なハイパースケーラーベースのコンピューティング、ストレージ、およびネットワーク サービスは、 Keystone STaaS サブスクリプションの一部としてNetAppによって提供されません。これらのサービスは、ハイパースケーラー クラウド サービス プロバイダーから直接調達する必要があります。 |
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