Keystoneの運用モデル
NetApp Keystone STaaSには、サービス提供のための2つの運用モデル(パートナー運用モデルとお客様運用モデル)があります。Keystoneの利用を開始する前に、これらのオプションについて理解しておく必要があります。
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パートナーが運用するモデル:パートナーまたはサービスプロバイダがエンドカスタマー向けのサービスを運用しています。ネットアップでは、パートナー様が参照先の契約者となります。テナントはパートナー様のお客様であり、ネットアップとの請求関係はありません。パートナー運用モデルにはマルチテナント環境があり、テナントやエンドユーザ/サブテナントにはパートナー様が課金する独自のサブスクリプションがあります。パートナー管理者は、すべてのテナントに対して管理タスクを実行します。
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お客様が運用するモデル:お客様は、選択したサービスレベルとストレージに応じてKeystoneサービスをサブスクライブできます。ネットアップはアーキテクチャと製品を定義し、Keystoneをお客様のオンプレミスに導入します。ストレージとITリソースを使用してインフラを管理する必要があります。お客様は、テナントまたはサブテナントとして、ネットアップまたはパートナー/サービスプロバイダに所属しています。お客様の契約に基づいて、ネットアップまたはサービスプロバイダが対応するサービスリクエストを発行できます。管理者は、サイト(環境)で管理タスクを実行できます。これらのタスクは、環境内のユーザに関連付けられます。
サービスライフサイクル全体での役割と責任
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* パートナー運用モデル * :役割と責任の共有は、パートナー様とサービスプロバイダまたはパートナー様の SLA によって異なります。詳細については、サービスプロバイダにお問い合わせください。
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* お客様が運用するモデル * :次の表は、サービスライフサイクル全体のモデルと、お客様が運用する環境におけるサービスライフサイクルモデルに関連する役割と責任をまとめたものです。
タスク | ネットアップ | お客様 |
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インストールと関連タスク
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なし |
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管理と監視
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なし |
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運用と最適化
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なし |
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サポート
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なし |
導入の詳細については、を参照してください "Keystoneインフラ" および "導入用のコンポーネント"。