iSCSI LIFの自動フェイルオーバーの有効化または無効化
ONTAP 9.11.1以降にアップグレードした場合は、ONTAP 9.10.1以前で作成したすべてのiSCSI LIFでLIFの自動フェイルオーバーを手動で有効にする必要があります。
ONTAP 9.11.1以降では、オールフラッシュSANアレイ プラットフォームでiSCSI LIFのLIFの自動フェイルオーバーを有効にできます。ストレージ フェイルオーバーが発生すると、iSCSI LIFはホーム ノードまたはポートからHAパートナー ノードまたはポートに自動的に移行され、フェイルオーバーの完了後に再び元のノードまたはポートに移行されます。また、iSCSI LIFのポートが正常な状態でなくなった場合、そのLIFは現在のホーム ノードの正常なポートに自動的に移行され、ポートが正常な状態に戻った時点で元のポートに移行されます。これにより、iSCSIで実行されているSANワークロードは、フェイルオーバー後にI/Oサービスを迅速に再開できます。
ONTAP 9.11.1以降では、次のいずれかの条件に該当する場合、新しく作成したiSCSI LIFではLIFの自動フェイルオーバーがデフォルトで有効になります。
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SVMにiSCSI LIFがない
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LIFの自動フェイルオーバーがSVMのすべてのiSCSI LIFで有効になっている
iSCSI LIFの自動フェイルオーバーの有効化
ONTAP 9.10.1以前で作成したiSCSI LIFでは、デフォルトでLIFの自動フェイルオーバーが有効になっていません。SVM上にLIFの自動フェイルオーバーが有効になっていないiSCSI LIFがある場合、新しく作成したLIFでもLIFの自動フェイルオーバーは有効になりません。LIFの自動フェイルオーバーが有効になっていない状態でフェイルオーバーが発生すると、iSCSI LIFは移行されません。
"LIFのフェイルオーバーとギブバック"についての詳細をご覧ください。
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iSCSI LIFの自動フェイルオーバーを有効にします。
network interface modify -vserver <SVM_name> -lif <iscsi_lif> -failover-policy sfo-partner-only -auto-revert trueSVM 上のすべての iSCSI LIF を更新するには、 `lif`の代わりに `-lif*`を使用します。
iSCSI LIFの自動フェイルオーバーの無効化
ONTAP 9.10.1以前で作成したiSCSI LIFでiSCSI LIFの自動フェイルオーバーを有効にしていた場合、それを無効にすることができます。
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iSCSI LIFの自動フェイルオーバーを無効にします。
network interface modify -vserver <SVM_name> -lif <iscsi_lif> -failover-policy disabled -auto-revert falseSVM 上のすべての iSCSI LIF を更新するには、 `lif`の代わりに `-lif*`を使用します。