サポートされるONTAP SMBのバージョンと機能
Server Message Block(SMB;サーバメッセージブロック)は、Microsoft Windowsのクライアントおよびサーバで使用されるリモートファイル共有プロトコルです。すべてのSMBバージョンがサポートされます。ONTAP SMBサーバが、ご使用の環境で必要なクライアントと機能をサポートしていることを確認する必要があります。
ONTAP がサポートする SMB クライアントおよびドメインコントローラの最新情報については、 Interoperability Matrix Tool を参照してください。
SMB 2.0以降のバージョンは、ONTAP SMBサーバではデフォルトで有効になっており、必要に応じて有効または無効にすることができます。SMB 1.0は必要に応じて有効または無効にすることができます。
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ドメインコントローラへのSMB 1.0および2.0接続のデフォルト設定も、ONTAPのバージョンによって異なります。の詳細については |
次の表に、SMBの各バージョンでサポートされるSMBの機能を示します。SMBの機能には、デフォルトで有効になるものと、追加の設定が必要なものがあります。
* この機能: * | * 有効化が必要: * | * ONTAP 9 では、以下のバージョンの SMB がサポートされています。 * | |
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3.0 |
3.1.1 |
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従来のSMB 1.0の機能 |
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X |
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永続性ハンドル |
X |
X |
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複合操作 |
X |
X |
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非同期操作 |
X |
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読み取り/書き込みバッファサイズの増加 |
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X |
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拡張性の向上 |
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X |
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SMBシヨメイ |
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X |
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代替データストリーム(ADS)ファイル形式 |
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X |
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Large MTU(ONTAP 9 7以降ではデフォルトで有効) |
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oplockリース |
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X |
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継続的可用性を備えた共有 |
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X |
X |
永続的ハンドル |
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監視 |
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SMB 暗号化: AES-128-CCM |
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スケールアウト(CA共有で必要) |
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透過的なフェイルオーバー |
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X |
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SMBマルチチャネル(ONTAP 9 4以降) |
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事前認証の整合性 |
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クラスタ・クライアント・フェイルオーバーv.2(CCFv2) |
X |
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SMB 暗号化: AES-128-GCM |
X |
X |