SMBサーバの最小認証セキュリティレベルを設定する
SMB サーバの LMCompatibilityLevel とも呼ばれる SMB サーバの最小セキュリティレベルを設定することで、 SMB クライアントアクセスのビジネスセキュリティ要件を満たすことができます。最小セキュリティレベルは、SMBサーバによって許可されるSMBクライアントからのセキュリティトークンの最小レベルです。
タスクの内容
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最低限の認証セキュリティレベルは、サポートされている4つのセキュリティレベルのいずれかに設定できます。
値 | 説明 |
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Storage Virtual Machine(SVM)は、LM、NTLM、NTLMv2、Kerberos認証セキュリティを許可します。 |
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SVMは、NTLM、NTLMv2、Kerberos認証セキュリティを許可します。SVMはLM認証を拒否します。 |
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SVMは、NTLMv2とKerberos認証セキュリティを許可します。SVMはLMとNTLM認証を拒否します。 |
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SVMは、Kerberos認証セキュリティのみを許可します。SVMはLM、NTLM、NTLMv2認証を拒否します。 |
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最小認証セキュリティレベルを設定します。
vserver cifs security modify -vserver vserver_name -lm-compatibility-level {lm-ntlm-ntlmv2-krb|ntlm-ntlmv2-krb|ntlmv2-krb|krb}
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認証セキュリティレベルが目的のレベルに設定されていることを確認します。
vserver cifs security show -vserver vserver_name