NFSv4書き込みファイル委譲を有効または無効にする
書き込みファイル委譲を有効または無効にするには、オプション-v4.0-write-delegation
またはオプションを変更します。書き込みファイル委譲を有効にすると、ファイルのオープンとクローズだけでなく、ファイルおよびレコードのロックに関連するメッセージのオーバーヘッドを大幅に軽減できます。
デフォルトでは、書き込みファイル委譲は無効です。
書き込みファイル委譲を有効にした場合の欠点は、サーバのリブートまたはリスタート後、クライアントのリブートまたはリスタート後、あるいはネットワークを分割したあとに、サーバおよびそのクライアントが委譲をリカバリするための追加タスクを実行する必要があることです。
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次のいずれかを実行します。
状況 そしたら…。 NFSv4書き込みファイル委譲を有効にする
次のコマンドを入力します。
vserver nfs modify -vserver vserver_name -v4.0-write-delegation enabled
NFSv4.1書き込みファイル委譲を有効にする
次のコマンドを入力します。
vserver nfs modify -vserver vserver_name -v4.1-write-delegation enabled
NFSv4 書き込みファイル委譲を無効にします
次のコマンドを入力します。
vserver nfs modify -vserver vserver_name -v4.0-write-delegation disabled
NFSv4.1 書き込みファイル委譲を無効にします
次のコマンドを入力します。
vserver nfs modify -vserver vserver_name -v4.1-write-delegation disabled
ファイル委譲オプションは、変更されるとすぐに有効になります。NFSをリブートしたり再起動したりする必要はありません。