ONTAP から SP を管理するためのコマンド
ONTAP には、 SP ネットワーク設定、 SP ファームウェアイメージ、 SP への SSH アクセス、一般的な SP の管理など、 SP を管理するためのコマンドが用意されています。
SP ネットワーク設定の管理用コマンド
状況 | 実行する ONTAP コマンド |
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SP の自動ネットワーク設定を有効にして、指定されたサブネットの IPv4 または IPv6 アドレスファミリーを使用します |
「システムサービスプロセッサネットワーク自動設定有効」 |
指定されたサブネットの IPv4 または IPv6 アドレスファミリーを使用する、 SP の自動ネットワーク設定を無効にする |
「システムサービスプロセッサネットワーク自動設定無効」 |
SP の自動ネットワーク設定を表示する |
「 system service-processor network auto-configuration show 」を参照してください |
ノードの SP ネットワークについて、次の項目を手動で設定する
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「 system service-processor network modify 」を参照してください |
次のような SP ネットワーク設定を表示する
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「 system service-processor network show 」を参照してください SP ネットワークの詳細をすべて表示するには '-instance パラメータが必要です |
次の SP API サービス設定を変更する
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「 system service-processor api-service modify 」 ( advanced 権限レベル) |
SP API サービス設定を表示する |
「 system service-processor api-service show 」を参照してください ( advanced 権限レベル) |
SP API サービスの内部通信に使用される SSL 証明書および SSH 証明書を更新する |
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SP ファームウェアイメージの管理用コマンド
状況 | 実行する ONTAP コマンド | ||
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現在インストールされている SP ファームウェアイメージの次のような詳細を表示する
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「 system service-processor image show 」を参照してください 「 -is-current 」パラメータは、インストールされているファームウェアのバージョンが最新かどうかではなく、 SP が現在ブートされているイメージ(プライマリまたはバックアップ)を示します。 |
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SP の自動ファームウェア更新を有効または無効にします |
「システムサービス - プロセッサイメージの変更」 デフォルトでは、 SP ファームウェアは、 ONTAP の更新時、または SP ファームウェアの新しいバージョンを手動でダウンロードしたときに、自動で更新されます。自動更新を無効にすると、 ONTAP イメージと SP ファームウェアイメージの組み合わせが最適でなくなる、または無効になる場合があるため、無効にしないことを推奨します。 |
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ノードに SP ファームウェアイメージを手動でダウンロードする |
「システムノードイメージ取得」
SP ファームウェアイメージは ONTAP に同梱されています。ONTAP に同梱されている SP ファームウェアとは異なるバージョンを使用する場合を除き、 SP ファームウェアを手動でダウンロードする必要はありません。 |
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ONTAP からトリガーされた最新の SP ファームウェア更新に関し、以下を含むステータスを表示する
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「 system service-processor image update-progress show 」を参照してください |
SP への SSH アクセスを管理するためのコマンド
状況 | 実行する ONTAP コマンド |
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指定した IP アドレスにのみ SP へのアクセスを許可します |
「 system service-processor ssh add-allowed-addresses 」のように指定します |
指定した IP アドレスに対して SP へのアクセスを禁止します |
「 system service-processor ssh remove-allowed-addresses 」のようになりました |
SP にアクセスできる IP アドレスを表示する |
「 system service-processor ssh show 」を参照してください |
一般的な SP 管理用コマンド
状況 | 実行する ONTAP コマンド | ||
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次のような SP の一般情報を表示する
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'system service-processor show' 完全な SP 情報の表示には '-instance パラメータが必要です |
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ノードで SP をリブートし、使用する SP ファームウェアイメージ(プライマリまたはバックアップ)を必要に応じて指定する |
「 system service-processor reboot-sp 」を参照してください
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指定したノードから収集された SP ログファイルを含む AutoSupport メッセージを生成して送信します |
'system node AutoSupport invoke-splog' |
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収集元の各ノードにある SP ログファイルのシーケンス番号など、クラスタ内で収集された SP ログファイルの割り当てマップを表示する |
「 system service-processor log show-allocations 」 |